さらに運動の次は食事。だが、これまでの肉食を中心としたメニューでは1食のカロリー量が420kcal。一般的なミニチュアダックスは1食で300kcalほどであることを考えると、普通の犬に比べ1回で120kcalも余分なエネルギーを摂取してしまっていることになる。
やはり食生活も何とかしなければならない!と立ち上がったのは料理人・松岡だった。

小林先生推奨の「脂肪が蓄積しにくい食材」を用いて作る特製ダイエット食は、ラム肉・トマト・ほうれん草・おからなどの高タンパクにして低カロリー食材が中心。
そして、少量の塩は犬にとってかかせないミネラル分となる。
小林先生が考えたこのメニューなら、1日2回の食事でも合計250kcalだけで摂取できる。

そして、少々小腹が減ったときは、これまでどおりトイレの後のご褒美を与えることに。
しかし、それにはダイエットのための条件が。それはトイレからご褒美のエサまでの間にダンボールでスラロームを作り、それを越えたり避けたりしながらいかなければご褒美をもらえないというもの。