流暢につながった文脈は作れないものの、「家族」「間に合う」など、犯人の説得に使いそうなキーワードを手に入れた2人は、一度研究所に戻り、残った音を探すことに。
最後に残ったのは、ブーメラン刑事の必殺技となるブーメランの音。
鋭く空を切るイメージの音は、なにかをこすったりした音ではなかなか再現できない。
そこで、実際にホースを振り回して風の音を再現することとなった。

そして迎えた上映の時。映画館にはシゲルバーグの新作を楽しみにやってきた満員の観客が。効果音研究所の達也と長瀬は、シゲルバーグの合図ではじまった「ブーメラン刑事」に、生で音をつけていく。
そして問題のセリフのシーンでは・・・
ブーメラン刑事「ご家族のことを考えるのであればまだ間に合います!」
と、なんとか文章にはなっていたのだった。

今回もなんとか生上映をこなしたDASH効果音研究所。この仕事ぶりに絶大な信頼をよせるシゲルバーグ監督も「グッジョブ!」と納得の作品に仕上げることができたのだった。