突然の病気の宣告、一度目は足を一つ失う事を引き換えに乗り越えましたが、今度の再発は、痛み止めを欠かすことが出来ない、苦しい闘病が続きます。
森下さんは今できるすべての事を愛情の限りを尽くしてジュンジュンのに接します。

東京に冬が近づく頃、ジュンジュンの右の後ろ足は地面に着くことさえ、ままならない程悪化していました。
痛み止めの効果は限界、足は腫れて、折り曲げる事も出来ない、それでも、ジュンジュンは森下さん、ティナと散歩に行きたい。しかし、最近は途中でへたり込むように休むことが増え、家でも横になる事が多くなりました。森下さんはジュンジュンに寄り添い懸命に看護を続けます。

12月。
大好きな森下さんの腕の中でジュンジュンの命は消えて行きました。
ジュンジュン 享年5歳6ヶ月。
みんなからいっぱい愛されて、みんなに優しさと笑顔をくれた犬でした。