さっそく、何やら多角形の箱を大量に作り始めた達也。
それは、ポンっと飛び上がる仕掛け「パカポン」。
14の面を折り畳むことで立体的にした箱。
その2面を、中のゴムで引っ張ることで反発力を生む仕掛け。
これを重ねて、海の生き物たちの動きを再現するのが達也の狙い。

一方、松岡は市原ぞうの国で、アジアゾウとご対面。
まずはよく観察して、スキンシップでご機嫌を伺う。
ランディは、耳の穴を撫でられると耳をバタバタさせ、リラックス。
信頼関係が築けた所で、測定。その体高は2m50cm。
立ち上がったランディを写真に収める。
絵本にはこの動きを、テント構造で再現。
見開きの真ん中に大きな山折りをつくり、180度開くと、大きなゾウが前面にせり出してくる仕掛け。
そして、達也、松岡はそれぞれ飛び出す動物達の仕上げに入る。

ついに、実物大の動物が飛び出す絵本が完成!
まずは松岡製作、“立ち上がるアジアゾウ"。
見事、体高2.5mのアジアゾウが立ち上がった瞬間を、しっかり飛び出させ、細かい工夫も施した。
松岡「耳もちゃんと動くんですよ」
さらに、鼻からは勢いよく紙吹雪を噴射。
裏側から空気を送り、アジアゾウの噴水を再現した。