そんな棚田で米作りをしている農家の鈴木清さんを訪ねる。
鈴木さんは400年続く、棚田で農家を担う15代目。
そんなこだわりの一つ、田んぼの土を見せて頂くと…
達也「柔らかい」
山砂の混じった村の土とは違い、柔らかい粘土質。
鈴木さん「土が力を持ってるから、稲が丈夫に育つ」
そのため、病気にならず、いもち病にもならないという。
村では毎年悩まされてきた、いもち病。
病気に強い品種づくりを目指し、挑んだ新男米は、まだ改良5年目、試行錯誤の途中。
鈴木さん「100%保証するここはいもち菌を寄せ付けない」
清さんの棚田の環境は、常に山風が吹き、風通しがよく、いもち菌をよせつけないという。 |