そしてもう1匹寝てばかりのデブ犬、ラブラドール・レトリーバーのノアール、4歳のメス。
長瀬「寝方がおかしい」
お腹の肉が邪魔で足を揃えて寝られず、脚に負担がかかっていた。そのせいで骨格が悪くなり、歩けなくなるかもしれないと、飼い主の峯岸さんも心配していた。

最後の1匹は、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのアンジェロ、4歳のオス。
よく行くドッグカフェでは、いつもおやつを独り占め、その結果、
長瀬「ガーガー言ってる」
首回りに分厚い贅肉がついてしまい、喉が圧迫されるのか呼吸がかなり苦しそう。
そして、首が重点的に重いため、寝転ぶと自力で起き上がれない。

今回は、大学で動物の栄養学などを教える時田光明先生に来ていただいた。
まずは一匹ずつ、体重を量る。
ミニチュア・ピンシャーの標準体重は3.5〜4.5キロだが、タイガはなんと6.7キロ!
タイガを筆頭にみんな、犬種の標準体重をはるかに上回る体重だった。
続いて、体脂肪率も量ると、こちらも適正値である25%をはるかに超える40%台と、体のおよそ半分が脂肪という結果に。
レントゲンで見てみるとやはり分厚い脂の壁が。