と、目の前に幅40cmの排水溝が。
長瀬「溝って、だいたい、ワンちゃんジャンプするよね」
しかし、モモはジャンプするのを嫌がり。恐る恐る、歩き渡る。
そして、更なる難関の高い階段。それを見た瞬間、座り込むデブ犬たち。
断固拒否したモモは飼い主さんに抱きかかえられて上がり、タイガは必死に上がろうとするも体が重くて一段も上がることが出来なかった。

長瀬「あれ スピードが上がったぞ」
一直線に向かったのは、犬が大好きなボールではなく、人様のお弁当だった。
お弁当を荒らす前に、引き離し、散歩再開。
すると、枝の障害物があったので、一匹ずつジャンプにチャレンジする。
枝を崩したり、回り道したり、誰も飛び越えられず、犬本来の運動能力を見られることはなかった。

約1kmの散歩コースに3時間以上かかり、結局デブ犬たちは疲れきり、タイガは長瀬に抱きかかえられ、モモはアンジェロ専用カートに同情、唯一自力で歩いていたノアールも歩くことを拒絶し、1匹も自力でゴールすることは出来なかった。