ここまで、何の役にも立っていないTOKIOのリーダー・城島。
そんな男が、海から上がった直後、思わぬ発見をする。
浜辺から山の奥へ延びる、細い鉄のレールのようなもの。
そういえば、和歌山の梅農家で見た、収穫した梅の運搬用レールに瓜二つ。
そこで、レール伝いに斜面を登ると、レールは石垣上の小屋へと伸びている。
城島「物資とか食べ物とか、運んできた物を置く場所?」
予想は、砂浜の船までレールで運搬する荷物を、一時、保管するための小屋。
かなり損傷が激しいが、直せば、まだ使えないことはない。

夕刻時、ひとまず5人が合流。
まずは、松岡が獲ってきた島の味、サザエで腹ごしらえ。
そして、お互い今日一日の調査結果を報告。
山には、廃屋に石垣、井戸やリフトにレールと、使えそうなものは様々。
さらに、漁獲量こそ少なかったものの、海の生き物も豊富だった。
植物も様々だが、果たして作物は育つのか?
だが、何より優先したいのは
達也「まず基地(拠点)だな」
達也・太一が見つけた入り江は、風や波をしのげる上、十分な土地もある。

そこに、日本全国で見て来た、様々な建物の中から、どんな基地を作るのか?
さらには、夕陽を見ながらの絶景露天風呂が欲しい、そこには、もちろん島の水を使いたい。
自分たちだけの鉄道や、天文台で新惑星発見、養殖は真珠と、夢は尽きることはない。
その第一歩は、ここから。そして、一筆にそれぞれの思いを込めた旗、その島のシンボルが大空にはためく。
動き出したDASH島、どんな困難が待っているやら。