2014年3月16日 放送内容DASH 0円食堂 ~徳島県~

日本全国、捨てちゃう食材探して料理旅!『DASH0円食堂』
相棒のキッチンカーと共に四国・香川県を巡り、今回は…
長瀬「さっ徳島!行こうぜ行こうぜ」
城島「やっぱ徳島といったら阿波踊りやな」
しかし、食べ物となると…
長瀬「徳島産…」
なかなか思い浮かばない。
徳島県には、どんな名産や特産品があるのか?
2人がやって来たのは、
城島「公方の郷なかがわ」
瀬戸内海に面した阿南市那賀川町にある『道の駅公方の郷なかがわ』。
アザラシのナカちゃんが現れた事で全国的に有名になった那賀川のキレイな水で育った、春キャベツや青ネギなどの地元でとれた新鮮な春野菜、徳島のブランド牛肉である阿波牛、ブランド地鶏の阿波尾鶏、さらに瀬戸内海でとれる新鮮な魚介類を豊富に取り揃える、阿南市周辺の文化・情報の発信基地!
すると、道の駅の前に見覚えのある顔が…
長瀬「あれ?なんかイケメンがいるぞ」
それは、夕方の情報番組『news every.』のメインキャスターを務める、TOKIOの後輩グループ『NEWS』の小山慶一朗。
小山「おはようございます!0円食堂に参加したくて来ました!」
初参加となる小山に対し、TOKIOでは年下扱いされる長瀬は、早くも先輩面。
長瀬「このコーナーはもう打たれ強くないとダメだから。ガチで行くからさ、本当に断られたりとか、怒られたりするの」
小山「わかりました」
早速、道の駅で0円食材のヒントを探す。
早くも目を付けたのが、
城島「阿波尾鶏」
阿波尾鶏は、徳島県が誇るブランド地鶏。低脂肪で旨味が多く、適度な歯ごたえが特徴。0円食堂で見るべきは…
小山「今、何を見ているんですか」
長瀬「生産者を見るんだよ。名前でどんな人を想像するのはスゴく大事なことだから!」
小山「こっから想像するんですか?勉強になります」
真面目な小山は、すかさずメモを取るのも忘れない。
肉に続いて、チェックするのは、魚。
長瀬「こうゆう干物系でさ、折れちゃったやつとかさ」
手に取ったのは、うるめ丸干し。
加工する際に出る、規格外品などが狙えるか?
製造者元は、小松島市赤石町の高橋物産と判明。
ここでも、小山は忘れずにメモを取る。
その姿は、まるで報道記者…。
続けて、0円食材のヒントを探す長瀬が見つけたのが、地元産の米。
前々回の岡山では、ダシから作ったラーメン、前回の香川では、具を沢山乗せた讃岐うどんと、このところ麺続き。そこで、
長瀬「米だね、もう」
小山「今日は米なんですね」
今回は、海産物や徳島の名産産を使ったご飯ものに決定!
しかし、DASH村での経験から、米づくりでは捨てる部分がほとんど出ない事を身を以て知っている男たち。
果たして、米の捨てちゃうものなど見つかるのか?
ヒントを得たところで、ここからは三手に別れて、それぞれ食材探し!
長瀬は、スタッフの車でお米と海産物狙い。
小山は、もう1台のスタッフの車でお肉と野菜狙い。
そして、キッチンカーに乗り込んだ城島が向かったのは、
城島「どんな感じなんやろな、お豆腐の捨てちゃうところって」
実は、道の駅で豆腐に目をつけていた城島。
その住所を調べて、やって来たのは、小松島市の島商店。
突然の城島の訪問に驚く、島商店の社長の島さんにお話を伺うが…
島さん「今日は休みで作ってない」
お店と加工場はお休みとの事だが、豆腐をゲットしたい城島が食い下がると、加工場を案内して頂くことができた。
加工場には、次の日に加工するための200丁分の大豆があるものの、作業時代が行われていないため、特に0円食材に成り得そうなものが見当たらない。
島さんは、0円食堂の事をご存じだったようだが、
島さん「来たらどないするって話しよったんですよ。あげるもんないぞーって」
すると、島さん、何かを思い出したように冷蔵庫を開けた。
中から取り出したのは、パックに包装された木綿豆腐。
島さん「ちょっとゴミ入っちゃったんでね、パックするときに」
商品にはできず、冷蔵庫にしまっておいたものだが、食べずに、次の日のゴミに出してしまうという。
ちなみに、冷蔵庫で冷やしておいた理由は、こちらでは添加物を加えていないため、放置しておくとすぐに腐ってしまうから、との事。
城島「ありがたく使わせて頂きます、島さんの木綿豆腐!」
まずは、1品目の豆腐をゲット!
その頃、0円食堂初参加の小山は、肉と野菜を求めて移動中。
小山「断られるのって怖いっすよね、ほんと」
すると、畑で作業中の日下さんを発見。
早速、車を降りて、お話を伺う事に。
小山「小山と申しますが、今あのちょっと取材をしてまして。今、これは何を作っているんですか?」
日下さん「にんにく」
小山「今はまだ出荷の時期ではないんですか」
日下さん「出荷は6月」
と、いう事はまだ捨てる部分などなさそう。
今の時期、出荷を迎えているものはないか、聞いてみると…
日下さん「それはブロッコリーくらいかな」
畑のブロッコリーを見せて頂くと、
小山「こうやってなっているんですか、ブロッコリーって」
この地域では、ブロッコリーは盛んに栽培されているらしい。
そこで、小山が本題を切り出すと、
日下さん「虫が入ってしまったりとか、採り遅れて青い葉っぱが黄色になって黄色の花が咲いちゃったものは、もう商品価値なし」
花が咲くと味も食感も落ち売り物にならず、捨てちゃうらしいが…見渡しても、花などどこにも咲いていない。すると、
日下さん「こんなんのは、ほとんどいらんよな」
小山「なんすか!」
それは、収穫した後から出てくる、脇芽と呼ばれるもの。
日下さんも食べずに処分するものだという。
小山「頂ていていいですか?ありがとうございます!やったー!」
こうして、3人分のブロッコリーの脇芽をゲット!
初参加の小山が、奮闘しているその頃、長瀬は米を捜索中。
長瀬「米が取れねえと落ち着けないな…」
そんな長瀬が出会ったのが、米農家の𣳾地さん。
米を保管している保冷庫の中には、たくさんの米袋が。しかし…
𣳾地さん「持っていくか?1袋」
長瀬「食べたいんですけど…ダメなんですよ」
捨てる食材ではないので、もちろん、0円食材には認められない。
やはり、米は難しいか。
その頃、野菜をゲットした小山は、
小山「やっぱ、先輩2人にお肉持って帰りたいっす」
やって来たのは、道の駅で見つけていた、徳島ブランド地鶏『阿波尾鶏』の他にも『阿波牛』の出荷もしている、お肉屋の延さん。
社長の延さんに、早速お話を伺う。
小山「お肉の中で処分してしまうものだったりとか捨てるものであったり、これはもう家でも食べない、みたいなものがあれば少しでも頂きたいなと」
延さん「あるけど、食べれんよ」
小山「食べれないんですか?」
延さん「食べれん事はないけど、クズもんとか脂とか」
小山「それで構わないです」
延さんに案内して頂いたのは、お店の作業場。
こちらでは、牛の牧場を持っていて、そこで育てられた自慢の牛を加工し、徳島県のブランド肉『阿波牛』として、お店に並べられている。
さらに、ブランド豚の阿波ポークも加工・販売しており、捨ててしまうという部分は、
延さん「スライス機の裏側にあるんですよ」
刃についた脂も混ざるため、裏側に落ちた切れ端は食べる事も、商品にも使用できないため、捨ててしまうとの事。
さらに、ブランド肉の阿波牛の捨てちゃう脂身も頂く事ができた。
小山「すごくないですか?これはいいですね!」
一方、米を捜索中の長瀬は、捨てる米がとってあるという、米農家の高橋さんにお話を伺っていた。倉庫の中から出して頂いたのは、なんと1袋丸々!
長瀬「えっ!?そんなに!?」
高橋さん「しゃーないもん」
見せて頂いたのは、2年前に収穫され、出荷の機会を逃してしまった米。
収穫から1年経つと古米、2年経つと古々米とされ、せんべいや家畜のエサとなる。家でも食べずに、捨ててしまうという事なので、
長瀬「お米ゲットです!」
長瀬、念願の米をゲット!しかも30kgも!
その頃、野菜、肉と続けざまに食材をゲットした小山は小松島漁港。
小山「あっいますよ!お話してます!」
一足早く、漁港へやって来ていた長瀬の姿が。
邪魔をしないようにと、遠くからその様子を伺う小山に気付かない長瀬は、漁師さんと交渉中。
箱の中には、「オカズのキズ」と呼ばれるものが。
オカズのキズとは、自分達がオカズにするキズモノの魚の事。
箱の中には、ワカメ、コチ、カレイが。
交渉を続ける長瀬は、ようやく小山の姿に気づき、
長瀬「小山くん!」
そこで、小山も加わり、交渉を続け、なんとかキズモノの魚を、
長瀬「処分するという事で頂きます!」
こうして、徳島の海産物をゲット!
小山「やりましたね!いやーすごいこんなに」
長瀬「大量!」
こうして、徳島県阿南市周辺見つけた捨てちゃうところいろいろ。
男たちが作るメニューは一体?
城島「さあ、作りますか!」
まずは、長瀬が苦労の末に手に入れた米を砥ぐ。
長瀬「冷たい!」
炊飯器にセットし、あとは炊けるのを待つばかり。
そして、城島が取り掛かるのは、でかい骨を解体。
これは、ミートショップふじおかというお肉屋さんで城島が分けて頂いた阿波牛を捌いた後に出る骨。肉もわずかに付いていた。
そんな骨を、ノコギリや金槌を駆使して、細かく砕く。
砕いた骨をたっぷりのお湯で煮込む。
城島「牛ダシ。これ骨から相当出るよ!」
一方、簡単な料理しか作らないという小山が、刻んで炒めているのは、ブロッコリーを分けて頂いた日下さんから頂いた、春キャベツの外側の葉。
続けて、これも小山がゲットした豚と牛の脂身をミンチにして、
小山「豚と牛を混ぜて粗挽き肉にします」
これで作るのは、丼ぶりに乗せる特製ハンバーグ。
長瀬は、漁港で頂いたキズモノの小魚に、小麦をまぶして油で一気に揚げる。
長瀬「めっちゃいい匂いだわ!」
その頃、城島は…
城島「誰もが夢見たギャートルズ」
巨大な骨を直接バーナーで焼き上げる!
城島「結構、肉付いてる!焼肉のええ香りする」
ハンバーグ担当の小山は、城島がゲットした豆腐と、先ほど炒めた春キャベツをミンチにした肉に加えて、手ごねでよくこねる。
ちゃんと生地の空気を抜いてから、フライパンでよく焼く。
表とウラにキツネ色の焦げがついたら、クシを刺して火の通りを確認し、
小山「できました!」
長瀬「めっちゃ美味そう!」
そんな長瀬は、漁港から頂いたワカメを茹でる。
長瀬「色が出るからね」
ワカメが煮えたら、そこにとろみを加えるため水で溶いた片栗粉を加える。
小山「うまそう!」
とろみが出てきたら、味を調えて、あんかけのあんの完成!
一方、阿波牛の骨でダシをとっている城島は、そこに、自分も見つけていた春キャベツの外葉を入れ、柔らかくなるまで茹でる。
そこに加えるのは、これも分けて頂いた海苔の切れ端。
城島「良い海苔頂いたなあ。この海苔をちょっと散らしてね」
こうして、阿波牛のダシに味噌で味付けた春キャベツと海苔のスープ完成!
そして、ふっくらと炊きあがった米に、春キャベツを敷き、
長瀬「ここに、ハンバーグ乗せーの、唐揚げを乗せーの、こんな感じで」
さらに、小山が揚げたブロッコリーの脇芽の天ぷらを乗せ、長瀬お手製のあんかけをたっぷりとかければ、つくねと白魚魚の和風丼ぶりの完成!
長瀬「うまそうじゃない!」
小山「うまそうですね、具沢山」
メニューが出来上がったところで、食材を分けて頂いた方達をお招きして食事会!まずは、城島が作った、阿波牛の骨焼きを豪快にかぶりつく!
小山「うまい!おいしい!」
長瀬「あっうめえ!」
そして、具沢山、米もたっぷりの0円丼ぶり。
城島「美味しい!」
続けては、春キャベツと海苔のスープ。
長瀬「うまいわ、これ0円だからね!」
小山「食材と共に思いも頂いた感じがします!」
徳島県阿南市周辺で見つけた0円食材で、美味しいメニューができました!
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