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2014年4月27日 放送内容沖縄県 ハブ駆除2
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今回は、1年ぶり二回目となる、
沖縄県北部、原生林が広がる山原(やんばる)を舞台にした「ハブ駆除」!
城島「DASH島はヘビ多いから(駆除のコツ)教わっとかんと」
ハブが活発に動き出すのが4~11月、
まさにこれからが、注意が必要なシーズン。
城島と達也に指南頂くのは、去年もお世話になった、この道30年のハブ捕り名人。 |
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ハブ捕り名人は、昨年の5月、全長84cmのヒメハブを捕獲。
その大きさに、地元新聞にも取り上げられた。
ヒメハブは、二人とも去年の駆除のときに出会っていた。
もしかしたら、そんなデカイやつが出てくるかもしれない。
そこでまず、防御のため足下には長靴、腕にはハブ専用の防具を装着。
ハブの被害はほとんどが手足の先に集中、
防具は滑り易い素材で出来ており、ハブの牙を防いでくれる。 |
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準備も整い、さっそくハブ捕り名人の家の裏山へ。
と、茂みに置かれていたのは、見覚えのある仕掛け。
それはハブハンターが仕掛けておいた、
ネズミでおびき寄せる“ハブトラップ"。
その構造は、去年学んでいた。
恐る恐る中身を確認するが、残念ながら空振り。
ネズミも生きていたので、ひとまず元の位置へ。 |
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そして、今回はトラップがもう一つあった。
それが、沖縄県環境衛生研究所が開発した“誘導式三角トラップ"。
ヘビは壁にぶつかり登れないとなると、
しばらくは壁に沿って横に移動する習性がある。
さらに、ヘビは暗いところを好むので、
壁沿いに仕掛けておくだけで、餌がなくとも勝手に入ってくる。
このトラップは、入るときは自然と入口が広がり、
一度入ると、入口がすぼまっているので出られない仕組み。 |
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その中を覗いてみると、なにやらうごめくものが!
ハブ捕り名人「これホンハブですよ、デッカいの!」
猛毒を持つホンハブは、最も大きいもので、
3年前に捕獲された2m42cm!
ちなみに他にもサキシマハブ、台湾ハブ、ヒメハブなど、
沖縄には4種類のハブが生息している。 |
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では早速、トラップの扱い方、学ばねば。
留め具を開いて、出したハブを合成樹脂製の肥料袋に入れる。
袋は丈夫なのでハブの牙を通さないという。
だが、未だに怖くてハブに近づけない城島には、
ハブ捕り名人「今日はお医者さんに来てもらってます」
万が一に備え、ハブ用の救急セットを持参した、
地元の先生に来て頂き、万全の態勢で臨む。 |
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DASH島での突然の遭遇に備え、まずは城島が、
尻尾を掴んで、腹に棒を添えながら袋へ移動させる。
ヘビの多くは狭いところを好むため、
頭を袋の中に入れれば自然に入っていくのだが、
城島は途中でビビってしまい失敗。
ならばと、今度は達也が足に攻撃を受けながらも、
何とかハブを袋に収めて、本日1匹目の捕獲に成功。 |
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続いての現場は、名護市にあるパイナップル畑。
熟れた実を食べる小鳥を狙って、ハブが現れるという。
そして、ここで活躍するのが、去年その使い方を学んだ、
ハブ捕り名人手作りのハブ捕り棒。
作物に紛れたハブの姿は分かりづらいため、
ハブに咬まれる被害の半分近くが畑での作業中。 |
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さっそく、捜索開始。
すでに刈り終わった葉の下にいる可能性もある。
と、達也がパイナップルの脇から現れたヘビを発見!
ハブ捕り名人「ホンハブです!」
威勢の良いハブは、何度も口を開き、攻撃を仕掛けてくる!
ハブ捕り棒で頭を掴んで、素早く捕獲用の袋へ!
城島「(身を隠さずに)普通にいましたよ」 |
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続いての現場は、大宜味村にあるシークヮーサーの畑。
この畑の持ち主・宮城さんは、
以前、実際にハブに咬まれてしまったという。
宮城さん「石積みの隙間にも(ヘビが)いたりする」
そんな石垣は、DASH島にも至るところにある。
ハブの生息エリアではないが、マムシなどが潜んでいる可能性が。 |
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そこで達也は、石垣まわりを重点的に捜索。
一方、城島は農家さんが咬まれたという畑を調べる。
と、城島の前に現れたのは、リュウキュウアオヘビ。
ハブ捕り名人「こいつは動きが速いですよ!」
その言葉通り、素早い動きで逃げるヘビ、その後を必死で追う!
こいつは、毒は無いが気が荒く、人を襲うこともある。
ハブ捕り棒で押さえても動き回る体を、何とか袋へ入れて捕獲! |
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一方、石垣の隙間に潜んでいたヤツを見つけたのは達也。
城島「(こんな狭い隙間)よく見つけたな!」
静かに石垣の石をどかしてみると、1m級のヘビ。
それは去年も捕まえたアカマタ。
無毒だが、ハブをも殺すほど気性が荒いため、こいつも捕獲しておく。
これも、ハブ捕り棒を使って、二人がかりで捕獲。 |
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そして、ハブと最も遭遇率が高いという、沢。
民家の近くを流れており、水辺で休んでいるハブが、
夜になると道路に上がって来て、被害が出ていると言う。
沢に開いたたくさんの穴はカニなどが掘った穴だが、
ハブがのっとっている場合も多いという。
と、ここでも岩の隙間に潜むハブを発見!
だいぶ慣れてきた、達也と城島が落ち着いて無事捕獲。 |
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そして、ハブの駆除はマングローブ林の中にまで及ぶ。
この林の中にはガザミが生息しているが、
ハブ捕り名人「ガザミ漁師が木から木へ渡るハブを目撃した」
カヌーで浅瀬まで向かい、歩いてマングローブ林の中へ。
生い茂る木々には実が生り、それを食べに来る鳥をハブが狙う。
城島「木の枝に(ハブが)いるってことですね」
とはいえ、もし突然攻撃されても、
ぬかるみに足をとられ、逃げようにも逃げられない。 |
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そして、木々の隙間を入念に調べる城島の頭上、
まさに目と鼻の先に、ハブが!
城島「こっち狙ってる!知らん間にハブの射程距離におった!」
ここは、達也が後ろから、二人で挟み打ち作戦、
木から落ちたところで、ハブ捕り棒で掴んで捕獲成功。
達也「これはちょっとヤバかったね」 |
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4つの現場で様々なパターンの駆除の仕方を学んだ二人に、
ハブハンターからご褒美が。
今回はハブを丸ごとミンチにしたお肉に小麦粉をまぶし、
それに卵を付け、パン粉をまぶしてカラッと揚げたメンチカツ。
古くからハブは滋養強壮に効くと言われており、
このメンチカツも店で出れば3000円の値がつく。
達也「牛肉と違ってさっぱりしてる」 |
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さらにもう一品は、ハブのレバー。
少々細長い形のハブレバーを素揚げにして頂く。
達也「鳥のレバーみたい」
城島「歯ごたえがいい。全然クセ無いわ」
ハブの駆除を現場で学んだのは、今回で2回目。
城島は今度こそ、DASH島でハブにしっかり対処できるか? |
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