2014年5月11日 放送内容DASH 0円食堂 ~愛媛県~

日本全国捨てちゃう食材探して料理旅!DASH0円食堂!
相棒のキッチンカーと共に香川、徳島、高知と巡り、
今回、向かった先は四国最後の県、愛媛県!そんな愛媛といえば…
長瀬「みかん!」
城島「ソーラーカーでも、じゃこ天、作ったし」
8年前、ソーラーカーの旅で、城島と長瀬は、自分の手で作っていた。
2人がやって来たのは、瀬戸内海に面した松山市大浦にある、
道の駅「風早の郷 風和里」。
野菜コーナーには、今が旬のタケノコや新鮮な地元野菜が並び、
獲れたての瀬戸内海産の魚介類は、生け簀で生きたままでも販売している。
まさに、松山市周辺の文化と情報の発信基地。
ここで0円食材探しのヒントを見つけたい、と!
長瀬「柑橘系の匂いがする!こんなに種類あるの!」
この道の駅では、なんと30種類以上の柑橘類が販売されている。
長瀬「皮だけ傷んでたりね!そういうのがあれば良いんだけど」
続いて、鮮魚コーナーでは、大きな鯛を発見!
長瀬「特産なんだね、鯛」
愛媛は室町時代から鯛の漁場としても有名。
1尾丸ごと炊きこんだ「鯛めし」は約250年前から続く名物。
長瀬「港は絶対行こう」
さらに、2人が見つけたのは…
長瀬「でかい!なにこれー!」
城島の顔ほどの大きさのダチョウの卵を発見!お値段、なんと3200円!
城島「ダチョウを飼ってるってことかな?行ってみたいな」
しかし、捨てちゃうダチョウの卵などあるのか?
さらに、野菜コーナーでは、
城島「新玉ねぎ!」
瑞々しく甘味が強い新玉ねぎは、今が旬。
旬のものなら、規格外も多く出るはず・・・
ここからは二手に分かれ、城島は…
城島「ぜひとも新玉ねぎは行きたいな~」
道の駅で見つけた新玉ねぎ農家の長野さんのお宅へ伺うと、
ここには畑がないとのことで、お母さんに案内して頂いた。
畑に着くと、トラクターで作業中の長野さんを発見。
城島「転がっているこの玉ねぎはどうするんですか?」
長野さん「ここに落ちてる玉ねぎはもう全部捨てます。
周りが傷んだり、形が悪いものは、畑ではじいてしまう」
という事で、傷みの少ない新玉ねぎを分けて頂いた!
城島「これは大収穫です!」
一方、長瀬は、
長瀬「ジャガイモ、とれたらいいな」
道の駅で見つけたジャガイモを作っている
農家の高橋さんにお会いするできたが、
恥ずかしいのでカメラはNGと断られてしまったが、
この辺りは、すべて農家さんという情報を聞き、歩いているとすぐに、
農家の高橋さんに出会った。
高橋さん「アスパラでも持って行きます?」
まず見せて頂いたのは、デコポン。
高橋さん「ちょっと黒なってるでしょ?これ腐る途中やけん」
愛媛の名産・デコポンは柑橘類の中でも、特にデリケートで傷みやすい。
皮が黒くなってしまったものは、選別の際に取り除き、捨ててしまうという。
長瀬「こんなに頂いちゃって!?ありがとうございます!」
続いて、見せて頂いたのは、アスパラ。
長瀬「うわ!立派なアスパラじゃないっすか!
高橋さん「こういうのは全部捨てちまうんよ、これ」
アスパラの先端の穂が開いてしまったものは、
商品価値がないという。
今あるものは全て捨ててしまうという事で、
長瀬「アスパラ、ゲット!」
一方、城島は、ダチョウの卵の捨てちゃうところ探し。
ダチョウの卵を出荷しているの高橋さんの住所へやって来たものの…
城島「お留守…」
お隣の女性に話を伺うと
お母さん「旦那は山におると思う」
その頃、長瀬は、
長瀬「鯛があったら良いな」
愛媛名物の鯛を求めて、北条漁港にやって来たが…
長瀬「あれ?人いないのかな?」
人の姿はなく、生け簀も空っぽ。
たまたま出会った漁師さんにお話を伺うと、
漁師「雨風やけん、今日はお休みですわ」
この日は、朝から雨と風が強かったため、漁はお休みしているという。
長瀬「また運が悪いこと」
その頃、城島はダチョウを探して、山の中。その視線の先に、
城島「あっ!あそこに!見っけた!」
ダチョウの姿を発見!
城島「こんなにいるの!?ダチョウ!動物園やん!」
しかし、肝心の高橋さんの姿は見えず。
城島「高橋さん今日留守ですかね?」
ダチョウ「・・・・・」
後日、スタッフがお話を聞いたところ、
ここにいるダチョウ達は、全て高橋さんのペット。
高橋さんは、ダチョウやエミュー、烏骨鶏など
合計10種類、50羽以上の鳥を飼っている。
ダチョウの卵は11年前から道の駅で販売しているが、
この日、高橋さんは用事で不在だった。
城島「どうしようかな…」
長瀬は、道の駅で見つけた水産物を加工する会社
カネモへ。
工場長の堀井さんに撮影の許可を頂き、工場を案内して頂く。
長瀬「スゴイ!」
長瀬の目に飛び込んできたのは、箱の脇にこぼれているシラス。
長瀬「こういう、こぼれたシラスはどうするんですか?」
堀井さん「もうこれは捨てちゃいます。」
さらに、箱の横には、選別されたシラスが。
堀井さん「通常は、白くて小さいシラスを商品にするんですけど、
これは大きくて、見た目もよくないのではじいています」
こちらの加工場では、パック詰めの作業の際、サイズが大きすぎるシラスは、
選別し捨ててしまうという。
そんなシラスを集めて頂くと、
長瀬「イカも入ってる!」
シラスを獲る網にはイカや海藻などが混ざってしまい、これも捨ててしまうという。
長瀬「ありがとうございます!こんなにたくさん!」
こうして、愛媛県松山市周辺で探した、捨てちゃうところ色々!
長瀬「じゃあ、早速やりますか?」
今日の料理の主役は、今が旬の新玉ねぎ。
プライベートでも新玉ねぎを調理するという城島が考えたのは、
ちょっとイタリアンなメニュー。
まず、新玉ねぎの皮をむき、中身をくり抜く。
くり抜いた部分は、みじん切りにし、オリーブオイルで炒める。
城島「炒めれば、玉ねぎは甘みが出ておいしいもんね」
そこへ、大きくなりすぎたシラスを入れ、黒胡椒と酒で味を整える。
城島「それを、くり抜いた玉ねぎに詰める」
長瀬「そこに入れるんだ オシャレ」
炒めた具材をくり抜いた玉ねぎの容器に詰めたら、それを2つ重ね合わせ、
アルミホイルでしっかりと包み込み、お湯をはった鍋へ。
蒸し焼きにすることで、素材の旨味を閉じ込める。
さらに、そこにかける特製のソースづくり。
すりおした新玉ねぎに、少量の味噌だけを入れ、焦げないように煮詰め、
城島「ええ香りするわぁ~」
こちらは野菜などに詰め物をする、
イタリアの家庭料理・リピエーニ(包み焼き)をイメージ。
そして、新たまねぎのソースを敷き、オリーブオイルを加えれば、
『新玉ねぎのリピエーニ』の完成!
新玉ねぎが大好きな城島ならではの一品!
長瀬は、頂いた捨てちゃうアスパラを湯がき、さらに、
長瀬「デコポン!めっちゃ美味そう」
皮が傷んでしまったデコポンを素手で絞り、
オリーブオイル、塩こしょうを入れ、よく混ぜ特製のドレッシングづくり。
そこへ茹でたアスパラや新玉ねぎ、
シラスに混じったイカを入れ、しっかりと合えていく。
最後に、デコポンの皮を器代わりにすれば、
『イカとアスパラのマリネ』の完成!
こうして、本日のメニューが出揃ったところで、
食材を分けて頂いた方達を招いて、楽しい食事会!
長瀬「今日はお世話になりました」
まずは、デコポンのドレッシングを合えた『イカとアスパラのマリネ』。
長瀬「ほんのりデコポンの風味が」
城島「これはおいしいわ。なんか、お店で出てきそうね、本当に」
そして、新玉ねぎにしらすを詰め、蒸し焼きにした『新玉ねぎのリピエーニ』。
長瀬「うめぇなこれ!新玉ねぎの甘さがすごい出てる」
城島「これはおいしいわ。何かあっという間やったね.四国」
四国四県を巡ったキッチンカー、次は再び本州へ!?
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