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2014年8月10日 放送内容DASH 0円食堂 ~熊本県~
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日本全国捨てちゃう食材探して料理旅!『DASH0円食堂』!
相棒のキッチンカーと共に、関門海峡を渡り、福岡を抜けてやってきたのは…
熊本県
生産量日本一の馬刺しやスイカのイメージが強いが、
他にどんな食材があるのか?
2人がやって来たのは、道の駅・宇土マリーナ。 |
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熊本県の中部、宇土半島にある道の駅・宇土マリーナ。
地元でとれた新鮮な野菜が所狭しと並び、漁師市場コーナーには、
有明海で水揚げされた魚や、緋扇貝・ワタリガニなど、魚介類も豊富に並ぶ。
ここで、0円食材のヒントを見つけたい。 |
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早速、道の駅で見つけたのは、
太一「これ大好きなんだよ、マテ貝」
マテ貝は、アサリの仲間で、細長い殻が特徴。
横浜DASH海岸にも住んでいる、干潟に10cmほどの穴を掘って暮す貝。
アサリよりも濃厚なうま味があるため、高級食材としても重宝される。
太一「殻が割れたやつとかあるんじゃない?」 |
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さらに、
長瀬「クルマエビ!」
太一「でも、捨てる所が無いでしょ」
すると、
道の駅店長「脱皮した車エビは弱ってしまい捨てる」
そこで太一「漁港に行くしかないね」 |
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さらに、太一が見つけたのは、
太一「なんか不思議な麺見つけたぞ。自然薯そうめん」
自然薯をすりおろして、練り込むことで、麺に程良い粘りと
独特の風味がある人気商品。狙うのは、麺の切れ端。これで作りたいのは…
太一「豪華なそうめんだよ」
イメージは、瀬戸内海名物の鯛そうめん。 |
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ここからは、二手に分かれ、長瀬はクルマエビを求めて漁港へ。
一方、太一は、大好きなマテ貝漁師岡本さんのところへ。
調べた住所に行ってみると、マテ貝漁師岡本さんの旦那さんが、
岡本さんのいる場所を教えてくれ、向かうと…
岡本さん「なんで国分さんがいるんですか?」
早速、事情を説明すると… |
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岡本さん「廃棄するものは、一応あります」
マテ貝は、小さかったり、割れたりしているものは、商品にはならず、
自宅に持って帰って、捨てているという。
岡本さん「こんなので良かったら食べて下さい」
生きたままの新鮮なマテ貝をゲット! |
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その頃、長瀬は、クルマエビの捨てちゃうところを求め、漁港へ。
そこにいた、マテ貝漁師さんにお話を伺うと…
漁師さん「この人の弟が、エビを捕っている」
長瀬「行ってみようかな」
弟さんのお宅を教えてもらい、尋ねてみる事に。 |
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一方、太一は、
太一「一番メインになってくるであろう、そうめんがゲットできるか?」
道の駅で見つけた、自然薯そうめんを作っている那須さんの元へ。
住所を頼りにやって来たが、残念ながらこの日は不在。
しかも、自然薯そうめんは、ここでは作っていないらしく。
太一「さぁ…行き詰まったぞ」
メイン食材ゲットできず… |
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その頃、長瀬は、漁港で教えて頂いたエビ漁師の村上孝敏さんと出会い
長瀬「今日は漁に出られないんですか?」
村上さん「この天気だと出れまい」
それでも何か捨てる魚はないかと、ご自宅にお邪魔すると、 |
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奥さんの八千代さんが…
奥さん「シタビラメは捨てるやつです」
それは、一か月前に、冷凍庫に入っていたというシタビラメ。
冷凍焼けしてしまい、魚の縁が白く傷んでしまい、ご自宅では食べることもないという。
こうして、冷凍焼けしたシタビラメをゲット! |
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その頃、太一は、イチジク畑を発見し、農家の加悦雅浩さんにお話を伺う事に。
加悦さんは、イチジクだけではなく、デコポンも作っていた。
太一「これ、食材に使えるよ。搾って、マテ貝でもいけるかもしれない」
熊本県は、デコポンの生産量日本一。
夏のこの時期は、冬の収穫に向けて、栄養が分散しないよう、ひとつの枝に、
ひとつの実だけがなるように、摘果している。
加悦さんの畑を見ると、落ちたデコポンがいくつも。
太一「これまさに廃棄ですよね?」
加悦さん「これでよければどうぞ」 |
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さらに、奥さんの真生子さんに、イチジク畑を案内して頂く。
すると、
真生子さん「割れたのをあげましょうかね」
イチジクは、根本に近い部分の実ほど、水分を多く吸収するため、
割れてしまうことがある。
それらは、商品にならないため、捨てられてしまうという。
さらに落ちてしまったものも、傷んでしまい、商品にはならないという。
太一「イチジクをゲットしました!」 |
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その頃、長瀬は、トマト農家の森さんに出会い、
森さん「大体収穫が終わっているけん」
こちらのトマトは6月までしか出荷しておらず、今は、秋に向けて
畑の植え替え作業中。
畑に残ったトマトは、全て処分してしまうという。
こうして、出荷しないトマトをゲット! |
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さらに、畑の隣にご自宅用で作っていた野菜を見つけた長瀬。
そこで食べきれずに傷みかけていたキャベツとスイカも頂いた。 |
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こうして、熊本県宇土市周辺で集めた捨てちゃう所いろいろ。
結局そうめんは手に入れられなかったが、
太一が、この日考えたメニューは、フレンチのフルコース! |
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まず、長瀬が頂いたトマトを湯引きし、皮をむいて、程よい大きさに刻み、
フードプロセッサーでペースト状に。
それに合わせるのが、太一が頂いたマテ貝を茹でた出汁。
弱火で15分程煮込んで、トマトスープに!
長瀬「これはうまそうだ!」
これを冷やし、キュウリを加えて、コショウとオリーブオイルで
味付けしたらトマトの冷製スープの完成。 |
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一方、太一は、摘果したデコポンの果汁を絞り、
オリーブオイルと塩コショウで味付け。
太一「フレンチは、ソースが命だからね」
そして、茹でたキャベツに、マテ貝とトマトを乗せて、
前菜は『マテガイとキャベツ・トマトのマリネデコポン風味』 |
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そして、傷みかけたカボチャとキュウリを包丁で切る。
太一「作っていっぱい出来ちゃったって人多いね」
それは、デコポンを頂いた農家の加悦さんが自宅用で作っていたもの。
食べきれずに捨ててしまうキュウリを頂いていた。
さらに、マテ貝漁師の岡本さんから頂いたとうもろこし。
これらの野菜をまとめて蒸す。 |
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そして、シタビラメに小麦粉を付けて、両面に焼き目をつけ、
白ワインで蒸し焼きに。
長瀬「美味そう」
メインディッシュは、『シタビラメのムニエル』。
さらに、傷みかけたスイカ、イチジク、そしてキンカンを、
食べやすい大きさに切って、盛り付けて『果実丸ごとデザート』に!
これで、『0円フレンチフルコース』が完成。 |
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こうしてメニューが揃ったところで、食材を分けて頂いた方達をお招きし、
楽しい食事会へ!
まずは、前菜の『マテガイとキャベツ・トマトのマリネデコポン風味』。
長瀬「ちゃんとマテ貝の味もするし、デコポンの味が良い!」
続いて、夏には嬉しい『トマトの冷製スープ』。
太一「美味しいですね」 |
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さらに、メインディッシュの『シタビラメのムニエル』。
長瀬「美味しい!身もふわふわ」
そして、最後は、デザート。
太一「イチジクの香りもちゃんとするし、美味しい!」
こうして、熊本県宇土市周辺の方たちのおかげで、
美味しいフレンチのフルコースを堪能することができた!
長瀬「熊本を謳歌しましたね」 |
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