世界一のラーメンを目指す、男たちの挑戦。 ラーメンになくてはならない麺づくり。それは栽培から始まった。 その場所は、福島県。 種まきから1か月を迎えた、最高級小麦『春よ恋』は、30cmまで生長。 しかし… 城島「あれ?茎が柔らかい。細いぞ!」 茎を指ではじいてみても、音が跳ね返らず、触るとぐにゃりと曲がる。
心配されるのは… 城島「村でも台風で倒れたことがあったもんな。そういえば」 それは12年前、DASH村でのこと。 順調に穂をつけた小麦だったが、収穫目前に襲った豪雨で、 強い雨に打ちつけられて、茎はポッキリと折れ、壊滅寸前になってしまった。 しかも、今年特に多い、台風と集中豪雨。心配が募る。
そこで、まだ茎が、ポッキリと折れない若い状態のうちに… 城島「立派に育て」 それは、明雄さんが教えてくれた麦踏み。 あえて、葉や茎に力を加えることで、植物本来の生命力が増し、 より丈夫に育つという自然の力を利用する。 城島「人間も麦も一緒よ。踏まれてから、 倒れてから起き上がる力が大事やからね。頑張れ!」
麦踏みから1週間。小麦は力強く立ち上がった。 城島「むちゃくちゃ元気になってるやん」 茎は、麦踏み前より一回り太くなり、指ではじくと、重たくなった音が。 城島「これ、いいかも。これくらいが理想」 これが、中に身が詰まった証。 しかし!次なる問題は、葉に! それは、日本中の農家さんを苦しめる侵略者だった! どうなる!最高級小麦!?