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2015年11月1日 放送内容DASH 0円食堂 ~秋田県~
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日本全国、捨てちゃう食材探して料理旅『DASH0円食堂』!
相棒のキッチンカーと共に東北を巡り、やって来たのは、秋田県!
秋田県の中部・潟上市にある、道の駅てんのう。
日本海で獲れる魚介類、近くの八郎潟で獲れる湖の幸の加工品も様々。
さらに、採れたて野菜はおよそ100種類。
ここで0円食材のヒントを見つけたい! |
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早速、見つけたのは、種類豊富なお米。
長瀬「見て、この米の種類」
新米の季節なので、古米を捨てちゃいそうだが…
太一「米どころはお米を大事にするよ」
かつて、米どころの新潟でも手に入れるのに苦労したお米。
でも、
長瀬「秋田に来て、米に行かなかったら男じゃない!」 |
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さらに、比内地鶏のスープを発見!
比内地鶏は、名古屋コーチン、さつま地鶏と並ぶ日本三大地鶏の1つ。
秋田名物の「きりたんぽ鍋」の汁に欠かせない食材。
そのスープは加工場に行けば、何か捨てるものがあるか? |
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野菜コーナーでは、秋の味覚、舞茸を発見!
太一「舞茸とお米あったら最高だよね。炊き込みご飯が目標だね」
長瀬「季節的にもいいかも」
今回、目指すは、秋の味覚たっぷりの炊き込みご飯! |
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ここからは二手に分かれて食材探し。
太一が向かったのは、舞茸を作っている菅原さんの住所へ
気温18℃、湿度90%を常に保ち、袋に入れたオガクズに、
マイタケの菌を埋め込む菌床栽培という方法で、
年間30トンの舞茸を作っている。 |
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太一が目を付けたのは、舞茸の根元部分。
出荷作業の際、この根元の部分はオガクズがついてしまい、
見た目が良くないため、切り落として捨ててしまうという。
太一「舞茸、ゲットしました」 |
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その頃、長瀬は、お米を目指し、古戸さんのお宅へ。
長瀬と同じ37歳の敏さんと意気投合!事情を話して、
作業小屋に行くと、床に落ちているお米を発見。
収穫した稲から玄米を取り出す工程で、機械からはじき出されたもの。
捨ててしまうという事なので、集めたものを分けて頂く事に。
長瀬「うれしいな。同級生の所のお米が食べられて」 |
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一方、太一は…比内地鶏のスープを作っている加工場に。
こちらでは、比内地鶏をゴボウなどの野菜と一緒に
5時間じっくり煮込み、鍋料理用のスープを作っている。
その際、出汁をとりきった鶏ガラやゴボウは、味も抜けて、
毎日大量に出る為、捨ててしまうという。
太一「比内地鶏のガラ、そして、ゴボウゲットしました」 |
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その頃、長瀬は、移動中に車から見かけた佐藤さんのお宅に。
事情を説明し、見せて頂いたのは、カボチャ。
佐藤さんが食べないという未熟なカボチャを分けて頂いた。
さらに、未熟なサツマイモも頂く事ができた。
長瀬「お母さんの愛が詰ったカボチャとお芋ですね」 |
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その頃、太一は比内地鶏の社長に教えて頂いた、
果樹園を見た後に見つけた、梨の直売所に。
梨は、「かほり」という品種で、甘味が強く、
一般的な梨の2倍以上の大きさの為、皮が薄く、傷がつきやすい。
傷がつくと腐りやすくなり、商品価値もないため、捨ててしまうという。
さらにぶどうは、実のつきが悪いものや、実の大きさがバラバラなものは
商品にならないという。
太一「梨とブドウゲットしました!」 |
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こうして、秋田県潟上市周辺で集めた捨てちゃうところ色々!
太一「作るよ、炊き込みご飯!」
まずは、比内地鶏のガラにわずかに残った肉をそぎ取り、
ささがきにしたゴボウと舞茸と一緒に炒めて香ばしさとうま味を出す。
そして、5時間出汁をとった鶏ガラを煮込んでさらに出汁をとる。
太一「比内地鶏ですから美味しいですよ」 |
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その出汁と炒めた具材を合わせ、醤油、みりん、塩で味を調える。
太一「舞茸の香りがすごい!これは美味いよ」
そして、研いで水気を切った米は、比内地鶏の出汁と土鍋へ入れ、
中火で10分。その上に具材を乗せる。
太一「香りが大渋滞!」
ふたを閉め、10分ほど蒸らせば、『0円炊き込みご飯』の完成! |
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さらに、もう一品。
長瀬が手に入れていた八郎潟のワカサギを、
小麦粉とカタクリ粉にまぶし、180℃の油で揚げる。
太一「ワカサギはその食べ方が一番だね」
すりおろした梨を酢と砂糖で煮詰めて作った梨のドレッシングをかけると、
『ワカサギのから揚げ~梨のドレッシング~』の完成! |
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こうして出来上がったメニューを、食材を分けて頂いた方々と一緒に!
まずは、秋の味覚が詰まった炊き込みご飯。
太一「うまい!素材の味がしますよね」
続いて、ワカサギのから揚げに梨のドレッシングの相性も抜群!
太一「南蛮漬けだね」 |
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ここで、もう一品。
実はデザートも作っていた。
カボチャを一口大に切り、茹でてからペースト状にしたものに
砂糖と塩を加えてしっかりと練る。
一方、薄切りにしたサツマイモをフライパンに敷き詰め、
そこに溶いた小麦粉を加え、5分ほど蒸し焼きにして生地づくり。
生地の上に、カボチャペーストとスライスした梨とぶどうを乗せて、
秋の味覚たっぷりの『0円タルト風』の完成!
長瀬「なんか大人なスイーツですね」
秋田県潟上市で美味しい0円料理が出来た。 |
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