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2016年3月6日 放送内容DASH 0円食堂 ~千葉県~
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日本全国捨てちゃう食材探して料理旅、DASH0円食堂!
相棒のキッチンカーと共に、向かったのは…
城島「二回目やね、千葉」
0円食堂が始まったのは、今から3年前。
その間に、日本全国に75カ所もの新しい道の駅ができ、今や全国に1079か所!
水族館が併設されていたり、フルーツ狩りが体験できたりなど、様々な道の駅が。
城島「今、目指している道の駅も面白い所みたい」 |
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やって来たのは、千葉県鋸南町にある『道の駅 保田小学校』。
2年前に廃校となったが、昨年12月に道の駅としてリニューアル。
都心から1時間という好アクセスの良さから、元々運動場だった駐車場には、
休日になると車がびっしり。
教室の一部は宿泊施設へ、理科室は中華料理店となっている。 |
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そして、現在は直売所となっている元体育館の前にいたのは、
日本テレビの桝太一アナウンサー。
桝太一「千葉県出身アナウンサーとしてお手伝いにお邪魔しました!」
意気揚々の桝太一だったが、この日は全国的に春の嵐が吹き荒れた、
とんでもない日。風に加え、雨も降りだしてしまい…
国分太一「今日は、厳しい戦いになるよ」
早速、3人で千葉の食材のヒント探し! |
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直売所には、千葉県の名産がずらり。早速、桝太一が見つけたのは、
桝太一「あ!千葉県のソウルフラワーが置いてますね」
それは、千葉の県花でもある菜の花。千葉は、食用菜の花の生産量が日本一。
国分太一「例えば、これだと花開いちゃって、商品にならないようなものとか」
さらに、新玉ねぎ、小松菜、チンゲンサイ、キャベツなども発見。
その生産者はすべて白熊さんという農家さんらしい。
国分太一「ガタイが良さそう。でも、白熊さん行こう、絶対」 |
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さらに…
桝太一「あ!有名です、鯨。つち鯨だと思う」
東大でアサリの研究をしていた桝太一は、千葉で学生の頃、
よく調査を行っていたため、その分野に関しての知識はピカイチ。
南房総では、江戸時代から捕鯨が盛んだった。
現在も調査捕鯨で捕まえた鯨を食用にしている。
城島「クジラのいらないところってあるのかな?」 |
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さらに、発見したのは、里芋。
国分太一「芋はいろんな事ができそうだからね」
過去には、グラタンを芋から作ったりと、芋があれば作れる料理の幅が広がる。
そして、浮かんだ今回目指す料理は…
城島「ピザとかね」
里芋をすりつぶして生地にし、春野菜をふんだんに載せたピザ。 |
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肝心の食材集めは…
城島「W太一で行く?」
桝太一「いいですか、ご一緒しても」
と、いうことで、ここからはW太一と城島の2ルートで食材探し!
W太一は、様々な野菜を作っている白熊さんの元へ。 |
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白熊さんは、スティックセニョールの収穫の作業中だった。
スティックセニョールは、ブロッコリーを品種改良した野菜で、
蕾を含む、先端の部分を食べる。
蕾が開き、花が咲いてしまうと、栄養が取られてしまって味が落ちるため、
収穫作業の際、捨ててしまうという。
白熊さんに事情を説明し、捨てる予定だったものを分けて頂くことに!
W太一「スティックセニョール、ゲットしました!」 |
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さらに、畑で作っていたのはキャベツ。
白熊さん「うまく育たないキャベツはいっぱいある」
道の駅保田小学校ができたことでキャベツは初めて作ったが、
収穫のタイミングを逃し、
いくつか割れてしまい、商品にならない。
自分達でも食べず、見栄えが悪いため近所にも配らないという。
W太一「キャベツ、ゲット!」 |
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国分太一のお手本を見た、桝太一が向かったのは…
桝「お!漁港ですね」
地元の魚が水揚げされる勝山漁港。
勝山漁港で盛んな養殖ハマチのいけすを発見するが、
どこにも人の姿はなく…。
桝「せっかくハマチがいたのになあ…。これ欲しかったなあ」 |
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その頃、城島は、ピザには欠かせない食材探し。
城島「乳製品。チーズ欲しいな」
訪ねたのは、明治時代から続く小沢牧場。
4代目の芳弘さんにお話を伺うが、ここでは牛乳を製造・出荷しているが、
捨てるところがないため、0円食材はゲットできなかった。 |
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その頃、桝太一と別れた、国分太一は、
道の駅で出会った農家さんのご自宅へ。
ご主人は本業はシステムエンジニアで、3年前から農業を始め、
昨年、道の駅保田小学校がオープンしたことで初めて商品を出荷し、
本格的に農家デビューしたという。
出荷できないレンコンを見せて頂いたが、
家族で食べてしまうというので、0円食材ゲットならず。 |
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一方、城島は、道の駅で見た里芋を求めて、農家の加藤さんのご自宅へ。
畑に案内していただくと、『ちば丸』という里芋が。
子芋は柔らかくて美味しいが、親芋は実が硬く味も落ちるので、
捨ててしまうという。
城島「里芋の親芋ゲットしました!」 |
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その頃、桝太一は、まだ勝山漁港。
どうしても魚を諦めきれずに向かったのは、漁港からほど近い鮮魚店の
山友商店。
店を営んでいる久保田さんご夫妻にお話を伺うと、やはりこの日は時化(しけ)のため、
商品が少ないという。しかし…
久保田さん「マアジを売ろうとしたら混じってたアオアジ」
姿形がマアジとよく似ていて、定置網に混ざって一緒に獲れてしまうことがある。
しかし、血合いが多く刺身には向かず、味も落ちるので、こちらでは捨てているという。
桝「アオアジ、ゲットです!」 |
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こうして、千葉県鋸南町周辺で集めた捨てちゃうところいろいろ。
当日は暴風のため近くの集会所をお借りして、作るのはアツアツのピザ!
まずは、ソースづくり。
スティックセニョールに、オリーブオイルに桝太一が頂いた雑魚を加え、煮る。
それらをよく混ぜる。 |
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そのソースを、ペースト状にした里芋の生地の上に塗る。
さらにスティックセニョールとアオアジを乗せる。
ピザをオーブンで焼き、『春野菜と地魚の里芋ピザ風』の完成!
桝「すごくいい匂いがする!」
もう一枚、菜の花を載せたメルヘンピザも。 |
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そして、もう一品。
桝太一が手に入れていたブロッコリーと、キャベツをさっと炒め、
里芋のペーストと合わせる。
風味つけのバターと共に鍋に入れ、弱火で煮込んだら、
春野菜の旨味がたっぷりの『0円グリーンポタージュ』の完成! |
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さらにもう一品!
国分太一が道すがら出会ったお父さんから頂いたキンカンを、
砂糖で煮込んで甘露煮に。
里芋のペーストを布の上にしき、甘露煮を乗せ、キュッと布を絞って巾着に。
捨てちゃう食材だけで作った和菓子『0円キンカン巾着』の完成! |
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メニューが揃ったところで、食材を分けて頂いた方々をお招きして食事会!
まずは、里芋で生地を作った『春野菜と地魚の里芋ピザ風』は…
城島「これは美味しいですね!」
続けて、『0円グリーンポタージュ』。
太一「優しい味!」
『0円キンカン巾着』
桝「上品な味ですね!」
千葉県鋸南町で頂いた0円食材で、バリエーション豊富な美味しい料理を
作ることができました! |
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