2016年4月17日 放送内容DASH島 無人島を開拓できるか!?

心弾む春の陽気の中、一人落ち込む男が。
城島「あんだけ苦労して作ったのにな…」
というのも、島に生えるハマエンドウを材料に、
浜に流れ着いた海藻を使って、海水から取り出した塩。
そして、洞窟で夜通し火を焚き続け、米麹を発酵させ、
2年間かけて完成させた島の味噌。
しかし、この待望の味噌を味噌汁にしてみると、
太一「味噌汁と思って飲んだら…何か違うんだよなあ」
松岡「味噌汁って呼ぶのやめない?島汁『しげる汁』略して
『しげる』で!」
結局、散々な言われよう…
このアラフィフの無念を晴らすために、
松岡が潮の引いた南の岩場で獲ってきたのは、
ムラサキイガイ、別名・ムール貝。
ヨーロッパ原産で、ワイン蒸しやパエリアなど地中海料理の定番。
そもそも日本には、貿易船の船底に張り付いて渡ってきた。
初めて発見されたのは、80年前の神戸港。
そこから全国に広がり、DASH島にも。
その手つかずの無人島で大きく育った身に、
味噌を載せて、炭火で焼けば、
松岡「(味噌の味わいが)変わると思うんだよな」
広島のカキの土手鍋、青森の貝焼き味噌など、
貝と合わせることで、味噌の風味は引き立つ。
これがダメなら、もう処分するしかないが、
松岡には、さらに保険があった。
松岡「蕎麦屋とかに行ったら“焼き味噌"あるじゃん」
蕎麦屋の定番“焼き味噌"、江戸っ子は、
蕎麦の前にコレで一杯やるのが粋だった。
炙ることで、味噌の水分が飛び、味が凝縮して香ばしさも引き立つ。
そこで、ムラサキイガイの殻に味噌を載せて焼く。
これで城島の2年の苦労、報われるか。
まずは、ムラサキイガイの島味噌焼きから。
松岡「うまい!味噌というか、醤油に近いかも」
城島「焼いた方が(味噌の)味が引き立つね」
ならば、焼き島味噌はどうか。
城島「味に深み出るわ」
達也「コクが出た。水分が飛ぶと味噌になるね」
松岡「焼いたり調味料にするには、普通の味噌よりコクが出て旨い」
やっと、アラフィフの無念は晴れた。
と、ここで城島から本日のシメの一言。
城島「この“味噌”は焼くのが“ミソ”やね」
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