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2016年7月10日 放送内容出張DASH村 ~千葉県 とうもろこし~
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DASH村で培った知識と経験を生かし日本全国の農家さんをお手伝い!
今回、TOKIOが向かったのは、千葉県館山市!
実は、千葉県は、とうもろこしの生産量が全国2位!
早朝6時、早速、とうもろこし農家を訪ねる。
達也「とうもろこしはやっぱり早朝なんだね」
やって来た畑には、収穫を待つとうもろこしがたくさん! |
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今回、お世話になるのは、とうもろこし農家の安西さん。
年間7万本のとうもろこしを栽培している、五代目の農家さんだが、
元々は、百貨店に勤める店員さんだった経歴の持ち主。
その百貨店時代で鍛えられた話術を使って、
子供達に農業の楽しさを教える収穫体験も。 |
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収穫真っ最中のとうもろこしを見せていただく。
達也「今が一番甘い時間帯ですか」
安西さん「朝早く収穫しないと甘さが落ちちゃう」
とうもろこしは、昼間活発に呼吸し、実の中の糖分をエネルギーとして使う。
夜になると、昼間使ったエネルギーを補うため、
作り出した糖分を実の中に溜め込む。
つまり、夜明けは、とうもろこしが一番甘い状態。 |
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甘さが抜けないうちに、一つもぎとってみると、
達也「ヒゲがモッサモサ」
とうもろこしの先端についてるヒゲは、めしべ。
この一本一本が、とうもろこしの一粒一粒とつながっているので、
ひげの本数と、粒の数は同じ。 |
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旬の楽しみ方は、穫れたてを生で!
達也「甘い!甘過ぎ注意報ですね!」
城島「水分がすごいですね!甘い!糖度16度はありますね!」
16度といえば、メロンやマンゴー以上だが、実際に計ってみると17.9度!
安西さん「これからもっと上がります。20度までいったこともあります」 |
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さらに、安西さんに案内されたのは、そこから500mほど離れた別の畑。
そこで作られていたのが、
安西さん「ピュアホワイト」
それは、粒が真っ白なとうもろこし!
隔離された畑で作る理由は、白と黄色のとうもろこしを近くで育てると、
花粉が交わり、粒の色がまばらなとうもろこしになってしまうため。 |
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城島「白いとうもろこしは北海道のイメージがある」
安西さん「関東は隔離されている場所が少ないので作りにくい」
そんな関東では珍しい「ピュアホワイト」も生で!
城島「甘いですね!」
糖度は、17.1度と、これもかなりの甘さ! |
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甘さの秘密は、館山ならではの理由が。それに気づいたのは城島だった。
城島「貝殻ですか?」
安西さんの畑は、海からわずか1.5キロしか離れていない。
大昔、海だったこの場所は、天然の貝がごろごろ転がり、ミネラルが豊富。
しかも、砂浜のように、水はけの良いサラサラとした土質で、
より深くまで根を張り、わずかな水を吸収することで、
甘味がぎゅっと凝縮し、濃厚な味のとうもろこしとなる。 |
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そして、もう一つ気になることが…
達也「背が低いですよね?普通、人の背丈ぐらいありますよね」
通常のとうもろこしの高さは、人の身長程あるが、
安西さんのとうもろこしは、およそ半分ほどの背丈。
これは、南房総特有の強い風の影響を
受けないようにわざと背の低い木を植えていた。
背が高いとうもろこしは、風で倒されてしまうなどの
被害を受けやすかったが、品種改良によって、
背の低いとうもろこしが誕生し、風による被害はなくなった。 |
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さらに背が低いことで、一本からできる実は数少ない。
一般的にとうもろこしは、1番節、2番節、3番節と3つの実ができる。
しかし、出荷できるのは、ちゃんと実がつく1番節だけ。
2番節、3番節は綺麗に実がつかないため、加工品になることが多いが、
安西さんのとうもろこしは背が低いため、ほとんど一つの実しかできない。
そのため、実に栄養が集中するのでより甘いものができる。 |
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そんな甘さ満点のとうもろこしを収穫!収穫の目安は、
城島「ひげが茶色くなってる」
ひげが茶色いのは、実が熟した証。 |
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安西さんは、普段これを1本1本見極め、コンテナへ。
その数は1日に1000本!!
城島は大分県のとうもろこし農家さんに教わった、
片方の手に積み上げていくやり方で、
どんどん収穫していく。安西さんも初めてのやり方で驚いていたが、
安西さん「コンテナいらず。このやり方、いいっすね!」
こうして、収穫した穫れたてのとうもろこしは、朝露がついたまま、
素早く箱詰めされ、昼までに出荷。
翌日の午前中には、東京のスーパーに並ぶ。 |
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生でも美味しい採れたてを、地元の食べ方で!
コーンづくし料理を教えて頂くのは、奥様の美香さん。
もともとは百貨店の婦人服売り場で働いていた同僚。
だからなのか、料理も今風で、
美香さん「パエリアとコロッケを作ります」
まずは、とうもろこしの粒を、専用のとうもろこしカッターでとる。
城島「へぇ面白い」
達也「よくできてるわ!気持ちいいね」 |
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そんなとうもろこしで作る一品目は、
衣にもたっぷりととうもろこしを使った『コーンたっぷりコロッケ』。
城島「甘い!美味しい!」
二品目は、豚肉にとうもろこしを巻き、
みりん、醤油、酒を加え、絡ませながら焼いた『コーンの肉巻き』。
達也「うめえ!肉にもコーンが合う!」
三品目は、ホタテととうもろこしを贅沢に揚げた『コーンのかき揚げ』。
城島「合いますね、ホタテと!」 |
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そして、メインは『伊勢エビ入りコーンパエリア』。
とうもろこし2本分を使い、和風出汁に仕上げたお米、
その上にトッピングするのは、全国トップを争う漁獲高の伊勢エビと
千葉県産ハマグリ。
城島「これは美味しい!魚介の出汁ととうもろこしの甘みが!」
とうもろこしづくしの料理にお腹も心も大満足!
城島「海の幸ととうもろこし、館山ならではですね!今度("コーン"ど)また来ます」 |
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