2016年8月21日 放送内容DASH島 無人島を開拓できるか!?

それを見つけたのは、作業の合間、
達也と松岡が、日を避けて休憩しようと、舟屋に入った時のこと。
達也「なにこれ?こんなの見た事ないよ」
部屋の片隅に置かれていたのは、“傷薬"と書かれた謎の瓶。
松岡「あの人(城島)こういうの好きだねえ」
キノコ、木の実、木の皮と、無人島で手に入る材料で
独自の汁を作ってきた城島。
どれもメンバーには不評だったが、未だ汁の道を諦めず
今回も新たな汁を作っていたらしい。
瓶を開けてみると、緑色の液体。
松岡「傷に効く植物でも見つけたんじゃない?」
確かに、3か月ほど前、
まだ、朝もやの残る中、ひとり上陸し、
城島「傷口に塗ると治りが早いらしいわ」
摘んでいたのは、海沿いに自生するハマエンドウの葉。
海岸沿いに自生するハマエンドウ。
春に生る若い実は、軽く茹でるとグリンピースのような味わい。
夏になると、その実は乾燥して、大豆のような状態に。
これで、島初めての調味料、味噌を作った。
そんなハマエンドウ、図鑑には収斂(しゅうれん)作用とある。
つまり、肌を引き締める効果で、古くから傷薬にも。
生の葉を搾った汁を塗ると、傷口が塞がりやすくなるといわれる。
少々摘んでも、味噌の材料には困らない。ならば、
城島「万一、(メンバーが)ケガした時のために(薬)作っとこ」
不測の事態に備え、傷薬づくり。
まずは、葉を石臼に入れて杵(きね)で叩き、
水分が、にじみ出る程度まで、繊維を軟らかく。
そして、今度は石ですり潰し、
城島「薬草みたいな独特の匂いがする」
繊維が充分に崩れたら、布にくるんで、
中の葉を入れ替えながら、搾っていく。
城島「パサパサしてると思ったら、結構水分あるんやね」
ザルにひと山のハマエンドウの葉から、
およそコップ1杯分の搾り汁が。
城島「ひげそりでカミソリ負けしやすいから塗っとくか」
それは、アイドルの自覚、顔には念入りに。
城島「でも…臭いなあ」
効いてるか、効いてないかは定かでないが、
これも、古くからの傷薬に変わりはない。
備えあれば、憂いなし。
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