2017年6月4日 放送内容DASH島 無人島を開拓できるか!?

それは日差し強まる初夏の事。森の中に待望の実りが。
達也「今年も生りましたよ」
それは、鈴なりに生った食べ頃のサクランボ。
これは、毎年春になると倉庫跡の前で咲く、
大陸原産・シナミザクラの花の後にできた実。
ソメイヨシノやエドヒガンなど観賞用のサクラにも
サクランボは生るが、果肉は小さく味はイマイチ。
でも、こちらのシナミザクラは
城島「実が柔らかくて張りがある」
達也「いい感じに酸味がある」
無人島に糖度計はないので、これまでの培ってきた自分の舌で、
城島「(食べて)糖度5.5くらい」
達也「トマトの甘さに届かないくらいだね」
山形名産の佐藤錦(糖度16度以上)には遠く及ばないが、
ラズベリー(糖度5)よりは上。
城島「山形とかでやってる種飛ばし大会みたいなのやってみる?」
毎年、各地で開催される、夏の訪れを告げる風物詩。
嬉しいもぎたてを味わったら、残ったサクランボの種を飛ばして距離を競う。
しかし、森の中で飛ばせば、生い茂る木で種を見失い、
浜では、石の間に入り込んでしまう。そこで、
城島「倉庫の上は?」
倉庫跡の屋上は、DASH島で数少ない、平らで開けたスペース。
端から端までは、およそ15m。
実際の大会では30代男性が23mを飛ばした記録もあるが、
こちらは40代。四捨五入では50だが…。
早速、スタートラインとなるロープを置き、
城島「まっすぐ飛んで、向こう側(正面)に落ちたら勝ち」
達也「横に落ちたら失格ね」
まずは城島から。
城島「種だけじゃなくて軸付きで。矢の様に(飛ばす)」
というのも、種が大きいほど、よい記録が出やすいとされるが、
シナミザクラのサクランボは、一般的な物と比べて、実も種もひと回り小さい。
そこで、矢を真っすぐ飛ばす効果がある軸。
この技術をサクランボにも応用。さらに、
城島「丹田に気をためて…」
丹田は、ヘソの下あたり。
ここに力を込めると横隔膜が下がり、
空気をより多く吸うことが出来るといわれている。
城島「3…2…1…」
なぜか、自分でカウントダウンし、せっかくためた空気を無駄にして、種発射!
結局、記録は約4m。
小学3年生でも目標は6mほど。
46歳7か月、これでは小学校低学年にも及ばない。
続いての達也は、
達也「砲丸投げスタイルでいく」
それは、グライド投法と呼ばれ、地面を強く蹴り、体をひねる勢いを使う。
助走のスピードが加わり、距離を伸ばす事が出来る。
さらに城島のカウントで空気を節約。
城島の種を大きく越え、記録はおよそ8m。
ちなみに山形県寒河江市の大会では、優勝すると、
最高級サクランボ・紅秀峰500g 4000円相当がもらえるが、
ここにはそんなもの無いので、負けた城島が罰ゲーム。
達也「この敷地内にあるものでボケてもらいます!」
では、芸歴31年のウデを。
城島「あばよ!銭形のとっつぁ~ん!」
ロープを使った、熟練のモノボケ芸。
達也「やばい!ちょっと面白かった」
予想外の反響に、気を良くした城島、そのままご機嫌で、力仕事へ。
すると、男たちが反射炉作りに取り掛かっている中、
倉庫跡の屋上に、DASH島チーフディレクターの齋藤の姿が。
これまで、TOKIOが食料調達で釣果がなければ、自ら海に出て、
獲物を釣り上げ、責任者として撮れ高を確保。
いつも尻拭いしてきた。
今回も、城島、達也共に半端な記録。
これではタネ飛ばしの面白さを伝えきれてないと、自ら種飛ばし。
今年41歳、TOKIOと同世代、責任者の意地で出した記録は、
城島の4倍近い15mオーバー!
齋藤「なんでこれくらい飛ばせないかなあ」
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