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2017年11月12日 放送内容DASH ご当地PR課 ~第1回ご当地ヌルヌル選手権~
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日本は世界に類をみない、ヌルヌル大国。めかぶ、オクラ、
じゅんさい、納豆など、日本にはヌルヌル素材様々。 |
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ヌルヌル研究の第一人者、早稲田大学規範科学総合研究所の矢澤研究院教授
によると「基本的に、よりヌルヌルするものほど体に良い」。
しかし、どれも食卓では、脇役扱いで日の目を見ない。
しかも、「一つの素材にたくさんのヌルヌル成分が混ざっているので、
どれが一番ヌルヌルかは判断しにくい」。
ならば知りたい!一番ヌルヌルするのはどれか!そして、
日本のヌルヌル食材をまとめてPRしたい!!城島が考えた、その方法は… |
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城島「プロ野球選手が、雨が降った時にやるヘッドスライディングのイメージで…」
プロ野球の雨天中止の際、シートに溜まった水の上を滑るファンサービス。
これを水の代わりにヌルヌル素材で再現。 |
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ヌルヌル素材を100mのコースに敷き詰め、その上を特製の発射装置から
放たれた城島がピューっと滑る。
果たして、どのヌルヌルが、一番遠くまで行けるのか? |
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その舞台は、静岡県島田球場。城島たっての希望で、
プロ野球の試合でも活躍するウグイス嬢をお呼びして開会式! |
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まずは、北海道代表、函館真昆布が入場!海藻のヌルヌル成分、
フコイダンが豊富!
長くて幅も広く、別名「昆布の王様」とも呼ばれる。 |
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続いて、岩手県代表、三陸わかめ!
あまりヌルヌルのイメージがないわかめだが、
三陸わかめはヌルヌルの潜在能力の高さ、ヌルヌル界屈指とか。 |
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続いて、群馬県代表、大和芋。
山芋の一種で、ヌルヌル成分の多さから、
別名「山のうなぎ」と呼ばれている。 |
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続いて、沖縄県代表のオキナワモズク。
長寿沖縄を支える健康食の一つで、ヌルヌル成分のフコイダンの
含有率が海藻の中でナンバーワンとも言われる。 |
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最後は、2つ目の沖縄県代表、アロエベラ。
ヌルヌル成分が豊富。 |
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北は北海道、南は宮古島まで、全国から集結した天然ヌルヌル素材。
果たして、どれが一番ヌルヌルなのか?摩擦と空気抵抗を減らす
全身タイツ姿で、城島が体を張って挑む! |
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第1回、ご当地天然ヌルヌル選手権!
まずは、沖縄県代表のオキナワモズク!
沖縄本島中部や久米島など、遠浅の海で養殖されるオキナワモズク。
養殖が困難と言われてきたが、沖縄の漁師たちの努力で、昭和52年に成功。
今や、生産量日本一で、国産モズクのシェア、99%を占めている。 |
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…にも関わらず、沖縄料理で注目されるのは、炭水化物や肉料理ばかり!
見た目が地味で、モズク料理はあまり注目されない…。
そこで、沖縄モズクの素晴らしさを知って欲しいと、
沖縄県漁連の皆さんが立ち上がった! |
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オキナワモズクに含まれるフコイダンとは、海藻が傷ついた時に、
自らの身を守るため分泌されるヌルヌル成分。
人にも有効といわれ、免疫力UPや老化予防などで注目を集めている。
地元オススメの食べ方は、さっぱりと頂く、もずく酢。 |
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100mのコースに敷き詰めるオキナワモズクは、
沖縄県糸満市にある漁協の加工場で、手作業で選別する際に出る、
ちぎれたり、小さな貝などが絡まってしまった、いつもは捨ててしまうもの。
オキナワモズクのPRになるならと漁協の方々総出で集めた、およそ200㎏。
応援に駆け付けた沖縄郷友会の皆さんとともに、
よりヌルヌルにするためミキサーにかけ、コースにまんべんなく敷き詰めた。 |
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オキナワモズクを愛する皆さんの思いを乗せて、目指すは100m!
ヌルヌル成分フコイダンのチカラで滑りきって、オキナワモズクの
素晴らしさを伝えたい!
城島が発射装置にスタンバイ。
達也「沖縄県代表のオキナワモズク!スタート!」 |
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スタートは完璧だったが、バランスがとれずにコースに接触し減速。
達也「記録は、39.1m!」 |
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続いてのヌルヌル名物は、北海道代表、函館真昆布!
北海道、第3の都市である函館市。異国情緒あふれる街並みで、海産物も豊富。
市区町村別の魅力度ランキングでは3年連続1位に。 |
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しかし、そんな函館で、700年以上の歴史があるのに、
あまり知られていない、ヌルヌル名物が函館真昆布。
3年前、達也も「世界一うまいラーメン」のダシに使うため自ら収穫。 |
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2年ものは長さ6mにもなるが、大きさだけでなく、一般的な昆布と比べて、
肉厚で旨味成分グルタミン酸も豊富。ヌルヌル成分のフコイダンもたっぷり!
現在、生産量も日本一。 |
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…なのに、注目されるのは、利尻や羅臼の昆布ばかり…。
そこで、函館真昆布の素晴らしさを知ってもらいたいと、
地元・函館市の漁協の方々が立ち上がった! |
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地元の定番は松前漬け。昆布とイカを醤油で味つけした郷土料理で、
時代からの歴史がある。ご飯に乗せて頂くのが地元のオススメ。
達也「昆布の香りが半端ない!!」 |
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100mのコースに敷き詰める函館真昆布は、
函館市の南かやべ漁協の加工場で、袋詰めするために昆布をカットする際、
どうしても出てしまうという乾燥昆布の切れ端。普段は捨ててしまうが、
函館真昆布のPRになるならと、漁協の方々総出で回収。
集まったのは、およそ150㎏。 |
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愛する故郷を応援したいと集まった函館出身、道南会の方々にも
手伝って頂き、ヌルヌルを出すため、水に。コースにまんべんなく。 |
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目指すは、100m。滑り切って、函館真昆布の素晴らしさを伝えたい!!
暫定1位は、沖縄県代表、オキナワモズク、39.1m!超えるか!?
城島、発射装置にスタンバイ。 |
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達也「北海道代表!函館真昆布!発射!」
30m過ぎてもスピードが落ちず、50mを通過。しかし、その後、失速… |
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達也「記録、57.5m!」
初速は推定時速50キロに達したが、水気が多いからか、モズクより失速する
ことなく、距離を伸ばした。
しかし、滑りすぎで、40m地点でバランスを失い、コースに接触してしまった。 |
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続けてのヌルヌル名物は、岩手県代表の三陸わかめ!
本州最東端の町、岩手県宮古市。
その沿岸は、荒波に削られたリアス式海岸が続き、その沖合には、
栄養豊富な親潮が流れ、海産物の宝庫。
わかめは大きく肉厚で、三陸わかめと呼ばれるブランド品。
現在、わかめの生産量日本一。 |
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しかし、近年、わかめ業者の高齢化や後継者不足などにより、
ここ10年で生産量が半減。
そこで、三陸わかめを代表し、宮古市田老町漁協の方々が立ち上がった。 |
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達也「わかめってヌルヌルのイメージがない」
わかめには、ヌルヌル成分のフコイダンとアルギン酸が豊富に含まれており、
ミキサーで細かく刻むと、そのヌルヌルを引き出すことができる。
アルギン酸には、フコイダン以上の保湿と美肌効果が。 |
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卵黄と昆布醤油を混ぜて、ご飯に乗せて頂くのがおススメの食べ方。
このヌルヌルを、ご飯にのせて! |
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達也「風味がいい!」 |
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100mのコースに敷き詰める三陸わかめは、岩手県宮古市の田老町漁協の
加工場でパック詰めする際、選別ででるという、ちぎれたり、形の悪いもの。
普段は捨ててしまうが、三陸わかめのPRになるならと、
職員総出でコツコツと集めた、およそ160㎏。 |
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これをミキサーで刻み、
コース、城島の準備が整い、いよいよスタートへ。 |
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天然のヌルヌル成分、フコイダンとアルギン酸2つのチカラで、
暫定1位の北海道函館代表、函館真昆布57.5mを超えられるか!?
達也「岩手県代表の三陸わかめ、スタート!」
スピードを保ったまま40mを通過!しかし、50mの手前でストップ。
達也「49.20m!」
暫定1位の函館真昆布に8m届かず…。
滑りすぎで大きくバランスを崩したことが失速の原因か? |
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続いては、群馬県代表の大和芋!
関東平野の北部に位置する群馬県太田市が誇る名産は、いちごやトマト。
その陰に隠れたヌルヌル名物が、この大和芋。
たんぱく質系のヌルヌル成分の宝庫で、別名「山薬」とも。
利根川流域は、水はけが良いサラサラな土壌で、粘の強い良質な大和芋が育つ。
栽培面積は日本一。 |
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しかし、地元の子ども達でさえ、その存在を知らない…。
そこで大和芋の素晴らしさを知ってもらいたいと、
太田市の農家の方々が立ち上がった! |
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地元のおススメの食べ方は、すりおろして、麦飯に乗せて、醤油ぶっかけて!
達也「粘りがすげえ!」
城島「芋自体の旨みがある。味が濃い!」 |
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100mのコースに敷き詰める大和芋は、箱詰めするため、長さを調整した際の
切れ端など、普段は捨ててしまう部分。
大和芋のPRになるならと、太田市の農家とJAの方々が回収した、およそ200kg。
そのまますりつぶすとモチモチ感が出過ぎてしまうため、水を加えて、
ミキサーで粗めにし、コースにまんべんなく。 |
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現在、暫定1位は北海道代表函館真昆布の57.5m。
ヌルヌルの力でどこまでいけるか!?
達也「群馬県代表、大和芋!発射!」
安定した姿勢で40mを楽に超え、50mを突破!しかし…
達也「記録は、53.7m!」 |
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大和芋の粘りが強すぎたか、50m地点で失速してしまった。すると… |
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城島「かゆ~い!」
かゆみのもとは、山芋などに含まれる、シュウ酸カルシウム。
顕微鏡レベルの0.1~0.5ミリのトゲが、刺さってかゆくなる。
シュウ酸カルシウムは酸に溶けやすいので、酢で軽く拭くと、
かゆみもおさまるという。
城島「かゆみがおさまった」 |
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最後のヌルヌルは、沖縄県宮古島市代表のアロエベラ。
沖縄本島から300㎞の宮古島は、サンゴ礁の隆起によってできた島。
そんなミネラル豊富な島で育つ、隠れたヌルヌル名物が、アロエベラ。 |
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大きいもので葉の長さは1m近くで、肉厚。
保湿効果も高いと言われ、スキンケア商品などに、様々加工されている。
宮古島はアロエベラの生産量、日本一! |
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しかし、地元以外では、ほとんど知られていない…。
そこで、宮古島のアロエのPRになるならと、
地元アロエ農家の方々が立ち上がった! |
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100mのコースに敷き詰めるアロエベラは、今年9月、宮古島を襲った、
台風18号で、折れたり、傷ついたりして、商品にできずにいたもの。
普段は捨てしまうが、宮古島のアロエベラのPRになるならと、
地元農家の方々が団結し、回収した。
これを、もっとヌルヌルにするために、ミキサーで細かくする。 |
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すると、コレまでと違う変化が…。
城島「なんか、泡が…」
この泡は、アロエベラに含まれるサポニンによるもの。
サポニンとは、水と混ぜると泡立つ天然の石鹸成分。
アロエベラは大豆などと並ぶ、数少ないサポニン豊富な植物。
ならば、石鹸のように滑って距離も伸びるか? |
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とは言え、集まったアロエベラは、およそ300kg。
最南端・宮古島からやって来れたのは洲鎌さん1名だけ…。 |
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すると、他のヌルヌル名物の代表者の皆さんが、お手伝い!
もちろん、自分たちのヌルヌルをPRしたいが、 |
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どんな食材であれ、ヌルヌルの素晴らしさを日本全国に伝えたい!
地域は違えど、みな思いは一つ。 |
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日本が世界に誇る、天然のヌルヌルで、100m…
いや、少しでも遠くまで滑ってヌルヌルの素晴らしさ伝えたい!
現在、暫定1位の北海道代表の函館真昆布の57.5mを超えられるか!?
達也「これが最後の勝負です!」 |
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達也「沖縄県宮古島代表のアロエベラ、発射!」 |
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サポニンの泡のおかげか、この日一番のスピードで30mを突破!
しかし、途中でコースに接触し、失速してしまい、ストップ。 |
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その結果は、46.3m。
達也「50m届かなかったね…」 |
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結果、最高記録を出したのは、57.5mの函館真昆布!
そんな結果以上に、共に戦った代表の皆さんの皆さんの気持ちが一体となり、
この日、日本のヌルヌル界がひとつになった! |
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天然のヌルヌル名物は様々。美味しく、健康にいいものばかり。皆さまも是非! |
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