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2018年3月18日 放送内容DASH ご当地PR課 ~長崎県壱岐市 風の力だけで壱岐の島 走れるか!?~
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前回、離島ブームに乗り遅れ、人口も観光客も激減、
すっかり寂れてしまった離島・長崎県壱岐島をPR
方法は地元でもあまり知られていない、
壱岐発祥『春一番』を使って、
城島「風を受けて島を走る乗り物を作る」 |
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イメージはDASH島の帆船・男爵ディーノ号に車輪を付けた物。
これを強風を動力に壱岐島を走らせたい! |
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マストは1700年以上前、魏志倭人伝の時代から伝わる、
島の竹を切り出し、帆は島の米作りを支えた肥料袋を縫い合わせて作った。
車体は港町で海女さんの暮らしを10年支え、
引退したリヤカーを蘇らせた。 |
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そして、島に伝わる魔除け・鬼凧を貼り付けて完成。
メイドイン壱岐の島!走る舞台は、
500mの砂浜が続く、地元屈指の海水浴スポット・清石浜をはじめ、
市長オススメ、壱岐が誇る美しい絶景が続く海岸線。
全長5.5km。 |
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強風の島・壱岐。
強い風が吹かない日は1ヶ月に1日あるかないか。
動力に不安はない。
しかし!スタート直前、
城島「あれ?風なくなった?」
まさかの1ヶ月に1日あるかないかの状態に。 |
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城島「じゃあ…風が強い日を狙って改めて」
すると、TOKIOが東京に帰るや否や、すぐに名物の強風が!
そこで、再びスタンバイ!
壱岐警察署と市役所、全面協力で道路を封鎖。 |
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スタート地点には白川市長はじめ、再び職人たちが集結。
そして、壱岐の素晴らしさを伝えようと、
コース上には名物のPRブースも。
さらに、強風の力を一目見ようと沿道に集まった方々含め、
壱岐市民総勢300人以上。 |
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そこに急遽、スケジュールの都合をつけ、城島が島に再上陸。
しかし、城島が到着した途端、風はみるみる弱まり、
城島「風速はゼロですね…」
結局、城島は翌日の他局のロケのため東京へ。 |
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すると、またすぐに強風が!
しかし、今度は風が強すぎて、スタッフすらも壱岐に渡れず。
そして、やっと島に渡れたのは5日後。
島付近に爆弾低気圧が発生、瞬間最大風速15m! |
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この日は平日、集まれたのは壱岐の職人たち9人。
そして、急遽スケジュールを都合してきたのは・・・
盛「すいません、すいません、よろしくお願いします」
番組ADの盛。
この日、TOKIOは全員、別の仕事が入っていた。 |
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沖縄出身の盛、同じ島んちゅ仲間として、
壱岐を盛り上げるべくTOKIOの代役で。
では、城島が名付けた「春一号」と共に。
城島愛用のヘルメットとジャンパーで、今度こそ! |
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最大瞬間風速15mは、風が原動力のヨットでさえ、出航禁止の強風。
小さい頃から運動が苦手な盛。
運動会ではいつもビリ争い、運動神経に自信は無いが、
今は島中の期待を、TOKIOに代わって全て背負って! |
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しかし、スタート直後、
盛「あ、やばい!ごめんなさい、ごめんなさい」
強風にあおられ、春一号ごと横転。
あまりに風が強すぎる、こんな時は、
元プロのウインドサーファー門谷さんによると
「(帆のロープを)緩める放す、緩める放すを繰り返す」 |
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つまり、まともに帆で風を受け続けるのではなく、
帆を開いて風を逃し、受ける力を調整する。
風はさらに強く、最大瞬間風速18m!再スタートすると
少し帆を引くだけで、どんどん前へ。
スピードが出すぎれば手を緩め、風を逃す。 |
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こうして500m地点を時速10kmで。
その先、港を出れば、島の大動脈、市道・芦辺浦中央線。
公道に出る合流地点。なので、
盛「ブレーキ、ブレーキ」 |
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これは、壱岐の島で28年、鉄加工のプロ渡辺さんが、
スピードが出過ぎた時のために作ってくれた、
レバー式のブレーキ。
手前にブレーキを引くと、後輪のタイヤに付けた、
ブレーキパッドが連動し、ブレーキをかける仕組み。 |
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そいつを使って一時停止、左右の安全も確認して、
壱岐警察署、協力の元、通行止めして頂いた公道へ。
その先には、勾配4%、30mの緩い登り坂。
車体とAD盛の体重合わせて、重さは80㎏だが、
盛「行けそう、行けそう!」 |
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壱岐名物の強風10m、しかも真後ろからのいい風で、
盛「登り切った、登り切った!」
と、今度は下り坂。
1km地点、芦辺漁港はブリやスルメイカなど、
長崎でも有数の水揚げ量。 |
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ここに港を作ったのは山陰で風が吹き込まないため。
つまり、風がほとんどなく、完全に停止。と、
「頑張れ、頑張れ」
それは、TOKIOがいないのに応援してくれる地元の方々の声。 |
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このまま終わるわけにはいかない。
何より、地元壱岐のためにと立ち上がってくれた、
職人の方々のためにも、何としてでもゴールへ!
脚の反動を使って、じりじりと前へ押し進む。 |
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この先、本来なら地元名物、海女が育てた真牡蠣のPRブースが。
盛「牡蠣食いたかったなあ」
そして、漁港を過ぎれば、
盛「キター!下り坂」 |
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壱岐で一番のサーフスポット・清石浜(くよしはま)。
夏場には多くのサーファーで賑わうほか、7月には夏祭りも。
そして、その先には、最大の難所。
勾配7%、300m続く長い登り坂が! |
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風速6m、決して強くは無いが、風は真後ろから!
職人たち「行け、行け…、おー、行った、行った!」
登り切ったら、ここからは下るだけ。
壱岐の風も、ちょっと弱いが、後ろから背中を押してくれている! |
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その先にも本来なら壱岐を代表する、玄海怒涛太鼓のPRブースが。
さらに、壱岐生まれ、壱岐育ちのブランド・壱岐牛のPRブースも。
そして、風は逆風だが、下り坂!
全長2km、八幡の海岸線は壱岐名物・レオタード漁の漁場。 |
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その先、八幡半島にゴールが。
海女さんの活動拠点でもある八幡漁港は、
強風が吹いても影響を受けないよう、山陰に作った。なので、
盛「風が弱くなってきた、完全に止まっちゃった…」 |
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と、壱岐の海女さんたちが、
海女さん「押しちゃるけん」
盛「ありがとうございます。ゴールが見えてきました」
残り100m、最後は自力で!反動をつけて前へ! |
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運動は苦手だが、ドラマ・ボディガードの長渕剛さんに憧れ、
幼稚園から始めた空手、蹴りだけは自信があった。
あと6m!3m!応援してくれる地元の皆さんのためにも、
制作に力を貸してくれた、職人さん達のためにも!
そして、スタートから6時間と3分、無事ゴール! |
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職人さん「盛くんの頑張り見てたら…泣けてきた」
盛「TOKIOじゃなくてスミマセン」
遠い離島もいいですが、福岡から高速船で1時間。
近い離島にもこんな美しい海があちこちに。
しかも4月に入れば風もなく穏やかな日々に。
みなさま是非壱岐に! |
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