2018年4月8日 放送内容DASH 0円食堂 ~愛知県大府市~

日本全国、捨てちゃう食材探して料理旅!DASH 0円食堂!
城島と長瀬がやって来たのは、愛知県名古屋市を30㎞南下した知多半島。
長瀬「今日のゲスト聞いてる?」
城島「ちゃんとコミュニケーションとれるかな?結構、熱い感じ」
そのゲストとは、いったい!?
2人がやって来たのは、愛知県大府市の直売所『JAあぐりタウン・げんきの郷』。
東京ドームよりも広い敷地を誇り、その売り場には、500人以上の農家さんが
野菜を持ち込み、今が旬の新タマネギや、生産量全国1位を誇る、春を告げる山菜、
フキなどの採れたて野菜が並ぶ。
さらに、鮮魚売り場には、知多半島近海で水揚げされた新鮮な魚介類がずらり。
地下1500mからくみ上げる天然温泉もある、年間230万人が訪れる、
まるで、テーマパークのような直売所。
ここでTOKIOを待っていたのは、元気なあの男!
照英「おはようございます!よろしくお願いします!」
長瀬「デカいな~!」
照英が初参戦!その理由は…
照英「知多半島といえば照英、照英=知多半島って感じでやらせてもらってます」
過去に東海テレビでレギュラー番組を持ち、愛知県内を旅しまくっていたらしく、
その証拠に、県内の名店には、必ずと言っていいほど、照英のサインが!
せっかちな性格で、涙もろく、地元では人気者だという!
早速、照英を交えて、0円食材のヒント探し!
売り場には、地元で作られたトマトなどの野菜、さらに
照英「この辺りで有名なあいち知多牛ですよ!
あいち知多牛って言ったらブランドですよ!」
長瀬「あいち知多牛ってあるんですね」
知多半島のブランド・あいち知多牛は、「味は贅沢に、価格は手頃に」という
コンセプトで、霜降りのサーロインでも、100g1000円と、お安め。
さらに、シイタケや卵も発見。しかし、
長瀬「養鶏所はちょっとね、結構苦労する」
0円食堂ではおなじみの食材だが、毎回、何かと苦労するのが、この卵。
生産者は花井さんという方らしく、パッケージの写真に載ったお顔も優しそう。
長瀬「照英さん、これ当たりかも」
照英「え!?俺の担当?」
長瀬「0円食堂に来てもらったからには、養鶏場は登竜門ですから」
さらに、まるで市場のような鮮魚売り場には、
1個600円の大アサリなど、地元で水揚げされた魚介類も。
卵、肉、シイタケなどの食材を見て、照英が思いついたのは、
照英「0円食材で、すき焼きになりますよね」
城島「すき焼きいいですね!めっちゃ照英さんっぽい」
目指すべき料理が決まったところで、3方向に分かれて食材探し。
城島がシイタケを求めて向かったのは、『冨田椎茸園』。
代表の冨田信夫さんに事情を説明し、ハウスの中を見せて頂くと
城島「わー!すごい、いい湿度」
ハウスの中には、収穫間近のシイタケがびっしり。
城島「これは時期過ぎてしまったとか、欠けてしまったっていうシイタケって…」
冨田さん「冷蔵庫にありますよ」
温度と湿度が管理されたビニールハウスでシイタケを栽培しているが
菌を植え付けたばかりの原木を外で保管していたところ、
春先で暖かくなり、自然にシイタケが。
それらは、収穫しても、形が悪く商品にならない為、捨ててしまうという。
城島「シイタケ、頂きました!」
その頃、照英は、肉を求めて、『ミートショップ成田』へ。
初の0円食堂のロケで意気込むものの、社長の成田さんのポリシーとして、
捨てちゃう様なお肉は、人にあげられない、とのことで、断念。
照英「いやー、難しかった…。うわー、これが0円食堂か」
無事に食材をゲットできるのか?
一方、長瀬は、魚介類を求めて師崎漁港へ。
師崎漁港は、春になるとコウイカや、クロダイ、ヒガンフグなどが水揚げされる。
が、シケが多い冬場はあまり漁に出ておらず、この日の水揚げもゼロ。
午前中は、多くの人が賑わう朝市も、すでに後片付けが終わった後で、
捨てちゃうものどころか、商品も一切なく…
長瀬「いや、漁港ダメね、まいったな」
すると、漁港近くで作業をしていた漁師の村井さんを発見。
お話を伺うと、収穫したワカメを干して、乾燥ワカメを作っているという。
村井さん「この乾燥してから先をちぎって捨てるけど」
ワカメの先端は、味が薄く、色が抜けてしまい見栄えも悪い為、
切って捨ててしまうというので、分けて頂くことに。
長瀬「磯の香り、めちゃいい匂いしますよ!ありがとうございます!」
その頃、肉をあきらめるわけにはいなかい照英は、直売所の方から情報を頂き、
『肉の近江屋』へ。ご主人の加藤さんに事情を説明すると…
加藤さん「これ、あいち知多牛の脂」
こちらでは、あいち知多牛の肩ロースを、毎日、すき焼き用にスライス。
その際、塊の表面にある「鬼スジ」と呼ばれる硬い部分を取り除く。
それらは、わずかに身が残っているが、食感が悪く、硬い為、調理にも手間が。
使わない脂身とともに、捨ててしまうというので、
照英「リーダー!長瀬さん!そしてみなさん!
あいち知多牛の脂身、そしてスジ肉、ゲットー!やりました!」
その頃、城島は、直売所で目をつけていた「木の山芋」なる丸い芋を求めて、
その生産者の山口さんの元へ。
訪ねて分かった事は、「木の山芋」は、一見、ジャガイモのようだが、山芋の仲間。
風味が良く、モチッとした強い粘り気が特徴で、水はけが良い丘陵地の広がる、
知多半島では、約50年前から栽培されている特産品。
出会った富子さんに、食べ切れず捨てる予定だった「木の山芋」を分けて頂いた。
城島「いやあ、ありがとうございます!」
その頃、照英は、卵を求めて、養鶏場の『花井養鶏場』へ。
いらっしゃったのは、卵のパッケージに顔写真があった花井千治さんの息子・
祐輔さん。事情を説明し、早速、選別場を案内して頂くと…
照英「卵の楽園じゃないですか!」
花井さん「コーチンの方がいいですか?」
秋田の比内地鶏、鹿児島のさつま地鶏と並ぶ、日本三大地鶏、名古屋コーチン。
明治時代に旧尾張藩士・海部氏の手によって、交配され誕生。
身はプリプリ、味は濃厚で、弾力のある歯ごたえで、名古屋の名物に!
そんな名古屋コーチンの卵は、他の鶏が毎日産むのに対し、
2日に1個しか産まない。その為、1個50円する高級品!
そんな卵の中でも、商品にならないのが、“ザラ"と呼ばれるもの。
殻の表面がザラついており、割れやすい。
しかし、マヨネーズなどの加工に使用されるとの事で、0円食材とは認められず。
照英「例えば、ちょっともう業者さんにも渡せないくらい、割れちゃったとか…」
絶対に商品にならず、捨ててしまう卵があるという。
こちらの養鶏場では、1日2万5000個以上の卵を出荷するが、中でも、
名古屋コーチンはブランド卵だけあって出荷基準も厳しく、
わずかな亀裂が入っただけでも、加工にも回さず、捨ててしまうという。
照英「よっしゃー!やったー!宝の卵!」
こうして愛知県大府市周辺で集めた捨てちゃうところ色々!
照英「すごいですね!」
長瀬「なんだかんだ集まりましたね」
城島「完璧にすき焼きの材料!」
まずは、照英がゲットした牛スジ肉を茹でて、薄くスライスし、すき焼き肉風に。
そして、長瀬がゲットしていたホウボウはミンチにして、すりおろした
木の山芋と混ぜ、蒸して、バーナーで焼き目を作れば、焼き豆腐風の完成!
適当な大きさに切った、城島がゲットしていた白菜、シイタケ、長ネギ、
焼き豆腐風と牛スジ肉を、牛スジ肉のゆで汁に醤油や砂糖を加えて作った
割り下に入れ、煮詰めれば、『0円すき焼き』の完成!
照英「完璧なすき焼きになってる!」
城島「これ、0円か!?」
そして、もう一品。
照英が養鶏場でゲットしていた鶏つくねを細かくミンチにし、
城島がゲットしていた長ネギと一緒に牛脂で炒め、赤味噌や調味料を加えて、
肉味噌を作る。
そして、長瀬がゲットしていたキャベツ、ブロッコリー、ワカメを盛り付け、
肉味噌を乗せて『0円グリーンサラダ』の完成!
そして、出来上がったところで、食材を分けて頂いた方たちをお招きして食事会!
まずは、『0円グリーンサラダ』から。
照英「ご飯が進む味!肉味噌がいい!」
城島「野菜に肉味噌がよく合う!」
そして、『0円すき焼き』。
名古屋コーチンの卵をつけて頂く。
照英「肉が甘い!美味しいですね!牛スジだけど、全然イケますね!」
長瀬「シイタケが肉厚で美味しい!」
城島アイディアの焼き豆腐風も、味が染みて、香ばしさも相まって絶品!
花井さんの2歳のお子さんの日和ちゃんも完食!
城島「思わず言いたいね。あ~あいち(愛知)かった!ごちそうさまでちた(知多)」
照英「さすがです」
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