四万十川大レース参戦編

 北海道釧路市での惨敗で失った名誉をオーストラリアでの見事なレースで取り戻したアヒル隊長。
いよいよ日本最強のアヒル決定戦に挑むこととなった。
その三度目のレースの舞台は、
日本最後の清流、高知県西土佐村の「四万十川」。
「ダックレース in 四万十 2000」と名づけられたこの大会で、全長360mのコースに挑む。

 このレースに挑戦するのは、隊長とさらに…。
隊長の強力なライバル、それは、
「ザ!鉄腕!DASH!!2時間スペシャル」にゲストにきてくれた所ジョージさんの特製アヒル「汗ダック」。

隊長、汗ダックのほか、エントリーされたアヒルは5000匹。
果たして、レースを制するのはアヒル隊長か? 汗ダックか?それとも…

いよいよレースの時を迎えた。
スタート地点ではトラックの荷台に積まれた5000匹のアヒルたちが運命の瞬間を待つ。
西土佐村村長 宮畑耕三さんの合図で、レーススタート!

5000匹のアヒルたちが次々と清流へ飛び出す。
急な流れを、2匹のアヒルも、地元のつわもの相手に負けじと下る。
その時、レースの模様を中継していた矢島学アナウンサー(日本テレビ)のカヌーが座礁!

体勢を立て直し再び中継を始める矢島アナをよそにアヒルたちは2本目の橋、川崎橋を通過。
そのころ隊長は、というと‥‥
汗ダックとともに先頭集団をぴったりマーク!
わずかに汗ダックが隊長をリードしているものの、両者いいペースである。

レースは中盤。
序盤は混戦模様だったレースも、アヒルたちが順に列を成す形となってきた。
この辺りから流れが急になり、コースどりが重要となる。
われらが隊長もトップから離されてなるものかと懸命に進んでいる。

日本を代表する清流を泳ぐアヒルたち。
先頭集団は3本目の新川崎橋を過ぎ、激流に差しかかった。
岩場が水の流れを変え、急流に乗るアヒルもいれば、足止め状態の者もいる。
そんな中、汗ダックは水流の変化に自ら回転を加え、ペースを掴んでいるといった様子。
そして、隊長は流れに乗って順調にゴールを目指すが…

先頭を行くアヒルが、早々とゴール!

その頃、アヒル隊長は、
いまだゴール手前80m付近の急流を進んでいた。




竹で仕切られたゴール付近は多くのアヒルですし詰め状態。
他のアヒルが次々ゴールゲートを通過する中、隊長もようやくゴール!
そこで、気になる順位は…
「358位」。
遅れて汗ダックも「508位」でゴール!





<記録>
1位 0-943番「マイダックちゃん」
2位 5113番「ダック黄門様」
3位 6689番「トモくん」

358位「アヒル隊長」、508位「汗ダック」



インタビューを受ける、レースを終えた隊長と汗ダック。
熱戦の余韻を残し、息は荒げだが、5000匹中のこの成績はまずまず。





こうして「ダックレース in 四万十 2000」は、激戦のうちに幕を閉じた!

数々のレースに参戦し、挑戦を続けるアヒル隊長だが、今後意外な展開が…
ますますのアヒル隊長の活躍に乞うご期待。







←


BACK