〜 冷麦・夏料理 〜
小麦粉、塩、めんつゆ、薬味(大根おろし、しょうがおろし、青しそ)
収穫した小麦を小麦粉に
冬に種まきした小麦は、よく育って今年は大豊作。7月に、刈り取って脱穀し、水車小屋のつき臼でついて、小麦粉に。
仕込み
冷麦とは、うどんより細く、そうめんより太い麺で、つくり方はうどんとほぼ同じ。小麦粉に塩水を加えて練り、玉にしたら、よくこねて、さらに足踏みをして、一晩寝かす。
延ばし
十分に寝かせたら、麺棒を使って生地を延ばす。生地は、延ばしたときの厚さが麺の太さになるため、うどんのときよりも、薄く延ばす。
切り
延ばした生地を八重くらいに折り畳み、うどん切り用の包丁で、直径3ミリくらいになるよう、切っていく。ただ、うどんよりも細く切るのは、なかなか難しかった。
茹で
かまどで沸かしたたっぷりの湯に、切った麺を入れ、ゆでる。泡が吹きこぼれてきたら、差し水をし、麺が透き通るくらいまでゆでる。
冷まし
ゆでた麺を、ざるに取り、冷たい湧き水にさらして、冷ます。
盛り付け
ひんやりと冷えた麺は、夏らしく、竹を割ってつくった器に盛る。そして、めんつゆを用意し、薬味を添えていただく。
▲流し冷麦▲
DASH村では夏だから、と、流し冷麦もたのしんだ。
太めの竹を、ナタで縦に半分に割って、節を取り除いて、樋をつくる。そして、流れる冷たい湧き水に、とれたて、打ちたて、茹でたての、つるつる冷麦を流して、よりおいしくいただいた。
じゃがいも、バター
バターは、マサヨの乳からつくる。まず、マサヨの機嫌のいいときに乳絞りをして得た乳を、かまどで沸騰させて殺菌した後、室で冷やす。そして、ビンに入れてよく振ってバターに。
とれたてのじゃがいもを、蒸し器でふかす。
ふかしたアツアツのじゃがいもにバターをのせて、できあがり。
ざる豆腐、きゅうり、大根、しょうが
ざる豆腐をつくる。ざる豆腐とは、豆乳を、さらしをひいたざるに流し込み、固めたもの。豆腐は何度もつくっているため、このあたりは、お手のもの。
笹の上にできあがったざる豆腐をのせ、せん切りにしたきゅうりと、おろした大根、しょうがをのせて、できあがり。
なす、山いも、梅漬け、さやえんどう、しょうゆ
へたを落としたなすを、皮が黒くなるまで七輪で焼く。
焼いたナスを冷水にとり、皮をむいて、水気をとる。
すり鉢ですりおろした山いもに、くだいた梅漬けとみじん切りにした赤じそを加え、しょうゆで味付け。
なすを盛り付け、味付けをした山いも(とろろ)をかけて、さらに、砕いた梅漬けをのせ、できあがり。この日収穫した、さやえんどうも添えた。
トマト、きゅうり、大根、青じそ、レタス、ピーマン、梅干し、梅漬け
トマトは8つに、きゅうりは輪切りに、大根は短冊切りに・・・その日にとれたばかりの野菜を、とれた分だけ、思い思いの方法で、ざくざく切る。
とれたての夏野菜を、色のバランスを考えて、盛り付ける。
梅肉ソースをかけて、いただく。なお、梅肉ソースは、種をとって包丁で叩いた梅干しと、割ってみじん切りにした梅漬けをあわせ、しょうゆ、みりん、酢で味付けしてつくってみた。
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