城島が昨年、キムチづくりに挑戦した際にお世話になった、「韓国のお母さん」ことパクさん。彼女が別れ際に城島の手に握らせてくれた唐辛子の種は、DASH村ですくすくと育ち、真っ赤な実をつけた。
そこで、その唐辛子と、同じくDASH村産の白菜を使って、「DASH村キムチづくり」に挑戦。「韓国のお母さん」を納得させるキムチをつくることを目指して、真冬のDASH村でキムチづくりがはじまった。



(白菜10個の場合)

白菜 10個・乾燥した唐辛子 500グラム・大根 7本
にんにく 5株・しょうが 4個・ねぎ 3束・生がき ざる一杯
イイダコ ざる一杯・えびの塩辛 一にぎり・煎りゴマ白 少々
あら塩(白菜にまんべんなくすり込めるくらいたくさん)

※この他、からし菜、せり、松の実、栗、梨、なつめ、朝鮮人参、牛肉などを入れるとさらに味わい深いキムチになる。
   
 
白菜を塩漬けにする
 まず、野菜室(野菜を保管してある穴)から取り出した白菜をきれいに洗い、
 半分に割る。そして、半分に割った白菜の葉の間に、
 あら塩をしっかりと手早くすり込み、樽に白菜を重ねて詰めて、
 最後に鍋いっぱいほどの塩水をかけて、丸1日漬け込む。
塩漬けにした白菜を洗う
 漬けてしなやかになった白菜を湧き水で水洗いし、
 なめてもしょっぱくないくらいに塩水を洗い落とす。
 そして、水切りをする。
唐辛子をすりおろす
 収穫後、つるして干してあった唐辛子をはさみで輪切りにし、
 それをすり鉢に入れ、すりこぎで粉状になるほどに細かくする。
大根を千切りにする
 大根はキムチの具に欠かせない材料。
 千切りにしたら、塩をかけて水を抜き、
 水が出てきたら、しっかりしぼる。
大根に唐辛子を混ぜる
 千切りにして水気を抜いた大根に、細かくすりおろした唐辛子をよく混ぜる。
白菜以外の材料をすべて混ぜる
 桶に、大根、唐辛子に加え、細かく切ったにんにく、しょうが、
 そして、本場のキムチに欠かせない魚介類などの白菜以外の食材を入れ、
 すべてよく混ぜる。これで、キムチの「具」ができあがり。
具を白菜に入れ込む
 水分が抜け、しなしなになった状態の白菜の葉の間に、
 混ぜあわせてつくった具を1枚1枚丹念に入れ込んでいく。
白菜を丸めて甕に入れてできあがり
 具を刷り込んだ白菜を、丸めて甕に詰め込んで、
 DASH村キムチ、できあがり。

DASH村の手づくりキムチは海を越えて韓国に渡った。
奥の深いキムチづくり。
まだまだ本場の名人の出す味に近づくのは難しいが、これからも収穫した野菜を使ったキムチづくりの挑戦は続く。

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