DASH村産の米、小麦、大豆をつかって1年間かけて熟成させた念願の味噌で、体もあったまるいろいろな味噌料理に挑戦した。





『梅味噌』


『ほうれん草味噌』
玉味噌をつくる。玉味噌とは甘く味付けをした味噌で、田楽につけるのは普通、この玉味噌。
・・・・・・・・玉味噌のつくりかた・・・・・・・・
.米、小麦それぞれの味噌を器にとり、
  それぞれ卵の黄身2個、砂糖大さじ5杯、酒大さじ4杯を入れる。
   味見をしてしょっぱかったら、さらに砂糖を足す。

.一で味付けたそれぞれの味噌を鍋に入れ、
   囲炉裏で火にかける。そして、酒とみりんを1杯ずつ入れ、
   味噌を焦がさないようにかき混ぜながら、弱火でのばしていく。

.よく混ぜ込んだら鍋を火からおろし、
   味噌をおわんにあけて、冷めてどろどろしてきたら
   玉味噌完成。

四.つくった玉味噌には、それぞれ、さらに好みで味付けをする。
   米味噌の玉味噌は、梅肉を混ぜて梅味噌に、
   麦味噌の玉味噌は、ゆでたほうれん草をすりつぶして混ぜて、ほうれん草味噌にする。

玉味噌ができたら、それを塗って、いただくための田楽の準備。まず、里芋の皮をむき、半分に切る。
なすを縦に半分切り、それを、さらに三等分に、四角くなるように切る。
切った里芋となすを、160度の油でさっと揚げ、油をきって、それぞれ竹串にさす。
水切りした豆腐を、里芋などと同じ大きさになるように切る。
切った豆腐を竹串に刺し、七輪で軽く焦げ目がつくまで焼く。
それぞれの串に、つくっておいた味付け味噌を塗る。豆腐には梅味噌を、里芋にはほうれん草味噌を表面に塗る。
味噌を塗った串を、味噌が軽く焦げるくらいまで、七輪で焼き、盛り付けて完成。



水につけてあった朴葉(ホオノキの葉)の水気を取り、麦味噌の玉味噌を朴葉にのせる。
※玉味噌のつくり方は田楽の項に。
落花生、ひまわりの種、栗を用意。落花生とひまわりの種は皮をとり、栗は皮をむく。
落花生とひまわりは煎り、栗はゆでる。
味噌を乗せた朴葉に、落花生とひまわりの種と栗の具をのせ、七輪でこんがり焼いてできあがり。朴葉味噌は、味噌そのものの味をよりおいしく味わうことができた。



鍋にしいたけ、にんじん、白菜、大根を食べやすいように切って、入れる。
おわん一杯の米味噌に、にんにくをすったものを混ぜ込む。
にんにくを混ぜ込んだ米味噌を鍋に入れ、味をなじませる。
鍋が煮詰まってきたら味見をしながらバターを入れ、焼いたもちを入れてできあがり。



さつまいもを半分に切り、せいろでふかす。
ふかしたさつまいもの皮をむき、つぶして裏ごしする。
しいたけ3個、にんじん半分、なす1個をみじん切りにする。
しいたけ、にんじん、なすを、酒、醤油、バターで炒める。
裏ごししたさつまいもを饅頭にし、しいたけなどの具を詰める。
つくったさつまいも饅頭をせいろで5分ほどふかす。
昆布でとっただし汁に玉味噌、みりん、醤油を入れ、とく。最後に酒でといた片栗粉を入れ、味噌あんに。
ふかしたさつまいも饅頭に味噌あんをのせ、おろしたわさびをのせできあがり。



炊いたご飯を適当な大きさに握る。
つくったおにぎりに米味噌、小麦味噌をそれぞれ薄く塗る。
味噌を塗ったおにぎりを七輪の上にのせ、焦げないようにひっくり返しながら焼く。表面の味噌に少し焦げ目がついたら完成。