逆に、梅は成長速度が早い樹木。
適度に枝を切らないと、日当たりが悪くなってしまい、
枯れてしまう原因になる。
そこで、梅の枝は剪定することで風通しを良くし、生長を促せる。
これは里山全体にもいえることで、人が適度に手を入れることで
日当たりが良くなり、多くの植物の生育バランスが保たれることを
先人たちは知っていたようだ。
また炭づくりの際に金光さんは、「炭に使う木を選ぶ際は、
冬に木を切るのが鉄則」と教えてくれた。
夏の木は生長が著しく水分が多いので乾きにくい。
そのため、生長が滞りがちの冬の時期に切った木の方が、
乾燥しやすいので良い炭になる。 |
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