イナゴの大群に襲われてしまったDASH米。
刈り取り間近の米を食い荒らしてしまうイナゴを、
カマキリの力を借りながら全て捕獲し終えた時に明雄さんが言ったのが
この言葉。
その言葉の意味は、捕まえたイナゴを家に持ち帰って作ってくれた
「イナゴの佃煮」に全て込められていた。
戦時中の食糧難にあって、イナゴの佃煮は重要なタンパク源として
とても重宝された。
米づくりにとってやっかいなイナゴも、
ただ退治するのではなく、美味しく調理して、生活に役立てる。
「無駄な殺生をせず、食べることでイナゴを『幸せにしてやる』」
自然に生き、そして自然に生かされている明雄さんならではの言葉である。
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