10代の頃から山で働き、窯をつくって炭を焼いていた。
窯から立ち上る煙の色で、窯の中の絶妙な火加減を見抜き、上質の炭をつくり上げる腕が、50年以上の経験を伺わせる。

炭づくりだけではなく、山の達人でもある金光さん。
樹木や野鳥などの膨大な知識を蓄えており、秋の味覚を収穫する際には、皆を連れて山へと案内し、幾つもの喜びを教えてくれる。
また、田植えや役場の建て直しなど困ったときには、いつでも力を貸してくれる頼れる人物である。

若い頃からオシャレで知られている金光さん。
手伝いに来てくれる時は、お気に入りのハンチング帽を必ず忘れない。


【金光さんの知恵袋】
  「木」 「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」〜樹木の剪定
  「火」 煙道は炭窯の命〜炭窯の煙突
     


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