最後の清流とも呼ばれる、四国最長の川。日本三大清流のひとつ。
支流総数が319もあり、四国西南地域を大きく蛇行しながら流れている。
四万十川の上流に位置する四万十町は、高知県内最大の生姜の生産地。
沈下橋
四万十川の見所のひとつとされる、増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋のこと。
日本三大清流
DASH村でも生姜を栽培していたが、あまり大きくならなかった…
村の生姜が大きくならなかった理由
村では4月に植えて8月に収穫していたが、四万十町では2ヵ月遅い10月に収穫していた。DASH村は収穫時期が早かったと考えられる。
四万十町が生姜栽培に適している理由
生姜収穫機械:ショウガライザー
人力では大変な生姜の収穫作業を自動でやってくれる機械。
機械の先に付いた爪で茎をかき集め、チェーンを使い生姜を圃場から引き抜ぬく。
同時に茎は切り取られ、生姜は土の上に置かれていく。
新生姜
収穫したての生姜。繊維質や辛味が弱いため、そのまま食べることもできる。
鮮やかなピンク色は四万十ならではの特徴だという。主にサラダや酢漬けにして食べられる。
ひね生姜
新生姜を2ヵ月ほど貯蔵すると、茎を切った傷口もキレイになり、ひね生姜が出来上がる。
また色も変わり、繊維質が強くなる。この状態にすることで1年以上の長期保存が可能に。
料理の調味料や薬味として使われることが多い。
生姜の貯蔵には、
井上さんが掘った横穴は、この条件を満たすことができる天然の貯蔵庫。
30年前に5、6年かけ井上さん両親と共に電動ピックで掘った。長さは約20m。
中には5本の穴が枝分かれしている。12トン分もの生姜を入れる事ができる。
現在は農協(JA)などの湿度や温度管理のされた大型の冷蔵庫での貯蔵が一般的になっているが、井上さんは現在でも3トンほどの生姜を貯蔵している。
生姜の佃煮
生姜の足湯
さらしで作った袋などにスライスした生姜やおろした生姜を入れ、お湯につける。
血行を良くし、冷えやむくみの解消が期待出来る。
殺菌効果もあるので、水虫解消にも役立つという。