26歳の時に、海外で働くことを夢見てアメリカに3か月間留学。その後、4か月間ヨーロッパを放浪していたが、多くの農家さんとの出会いや海外に並ぶ野菜の品質の良さを見て、日本で農家として勝負する事を決意。作物から地元を盛り上げようと奮闘し、萩たまげなすを栽培するようになる。
吉村 和絵さん (母・51歳) |
吉村 千晶(ちあき)さん (次女・22歳) |
吉村 健治さん (長男・20歳) |
吉村 慧(さとし)さん (次男・19歳) |
品種名:田屋なす
→かつて、山口県長門市田屋地区を中心に栽培されていたことが由来。
当時から、大きいもので300~400gはあった。
収穫時期:5月中旬~7月上旬
→一般的ななすより「暑さに弱く」、梅雨が明けて平均気温26℃を超えると果実が大きくならない上、土の温度が高くなると病気になりやすい。
→収穫期間が非常に短く、貴重。
大きさ:「長さ30センチ、重さ500グラム以上」が出荷の規格。
→800g~1kg近くになることもある。
特徴:皮は薄く、実がしっかりと詰まっているが、肉質はきめ細やかで、りんごのような食感と味があり、アクが少ないのが特徴。
名前の由来:大きさと食べた時の柔らかさに2度「たまげる(ビックリする)」ことから名づけられた。
→地元では、1番成りのなすが一番大きくなり、地面まで届いた後もさらに成長し、地面を押し割る様子から「地割り」と呼ばれている。