銚子観光のシンボル『犬吠埼灯台』で有名な町。
周囲が海に囲まれており、沖には黒潮(暖流)が流れている為、冬でも暖かく、雪もほとんど降らない。
そのため、農業が盛んでキャベツの他、トマトやメロンなども栽培される。
さらに、醤油の生産と全国屈指の水揚げを誇る銚子漁港も有名。
600人を超える会員からなる銚子野菜連合会の会長。
キャベツ栽培45年の大ベテラン。
父の代から銚子でキャベツ栽培をスタートさせ、引き継いだ。
現在は、奥様と息子さんとともに年間30万個のキャベツを出荷している。
シュークリームの『シュー』とは、フランス語で『キャベツ』意味。
シュークリームのフワフワ感がキャベツに似ている事から名付けられたと言われる。因に、シュークリームの正式名『シュー・ア・ラ・クレーム』の意味は、クリーム入りのキャベツ。
寒玉キャベツは、楕円形で葉がギュッと締まっている。
葉は固いため、加熱料理に向いている。
春キャベツは、シュークリームのように丸く葉の巻きがゆるい。
葉と葉のすき間に水分が閉じ込められるため、みずみずしい。
柔らかいため、生食に向く。加熱料理は、サッと熱する程度で良い。
キャベツは、ビタミンCやビタミンUを多く含んでいる。
ビタミンUとは、【キャベジン】とも呼ばれ胃の粘膜を保護すると言われる。
太平洋に突き出した銚子半島の沖は、黒潮(暖流)の通り道。
黒潮は、真冬でも20℃近くと高い水温で、まわりの空気も暖めるため、銚子は、氷点下になる事がほとんどない。
そのため銚子では、2月~6月に春キャベツを収穫する事ができる。