学校卒業後、65歳までキッコーマンで働き、醤油作りや大豆製品の研究に携わっていた。退職後に、奥様の実家の枝豆農家を継ぎ、現在、農家歴5年目。夏は枝豆、冬はほうれん草を栽培している。趣味は、社交ダンスと庭の植木の手入れ。
未成熟大豆としての枝豆を食べるという食文化は、長い間、日本を中心としたアジア諸国独自のものだったが、近年の健康志向に伴う日本食ブームにより、2000年頃には北米、ヨーロッパ等海外でも塩茹でした枝豆が食べられるようになり、「EDAMAME」と呼ばれ、人気となった。
2001年の春に、初めて枝豆(大豆)の種を蒔いて以来、野ウサギに若い芽を食べられてしまったりと、様々な困難にも遭いつつも、主に豆腐作りのために毎年育てていた。
枝豆のさや全体に生えてるうぶ毛のようなもので、主な働きは2つ。
外敵から身を守る 虫・アリ・カメムシなどの外敵から身を守る。
水分調整 雨が少なく、水分が足りていない時は、空気中の水分を取り込み、水分を吸いすぎた時は、排出したりと、枝豆の水分調節の働きがある。
肥料をやりすぎると、そのほとんどが茎や葉にいってしまい、開花の遅れや、実るサヤの数が少なく、不揃いの粒ができるなどの影響が出てしまう。
※肥料を最小限にすることで、枝豆は身の危険を感じ、種である豆を多く実らせることで栄養を溜め込む。
野田市内のスーパー、直売所、都内百貨店など。