農家の4代目。元々はサラリーマンとして、広告代理店や建築の営業、居酒屋などで働いていたが、人間関係に疲れ、30歳の時に家業の農家を継いだ。野菜は愛情を注いだ分、成果が目に見えるので、やりがいを感じている。農家になって9年。味にこだわり、美味しいアスパラガスを作る若手のホープ。
1:一般的なアスパラの2倍、長さが50~70cmにもなる。
→元々、『さぬきのめざめ』は伸びる力が大きい。
→一般的なアスパラガスが、1日に5㎝伸びるとすれば、『さぬきのめざめ』は10㎝伸びる。
→1日で15センチ伸びるときもある。
3:太いが、甘くて軟らかい!
→太いと、硬くて大味という印象があるが、アスパラガスの繊維の数は、太くても細くても同じ。
太いアスパラガスは、その分、繊維1本1本にたっぷり水分や栄養を含んでいる。
→じっくりゆっくり生長すると皮も硬くなるが、さぬきのめざめは生長が早いので、薄く軟らかくなる。
新品種は、その種子や苗を手に入れれば簡単に誰でも増殖される可能性がある。
そうなると、開発・育成した人の努力は報われず、農林水産業の発展もままならなくなる。
そこで新品種を育成した人の権利や利益を保護するため「種苗法」という法律ができた。
保護期間は25年。それ以降は、全国で栽培できるようになる。