東京大学農学部を卒業後、豊田通商に入社。
福島DASH村がキッカケの1つで農業に興味を持ち、ナッツ類の輸入事業などを経て、現在パプリカハウスのある"ベジ・ドリーム栗原"の農場長を務める。
小学生の頃からTOKIO、特に松岡のファン。
実が付く場所は上に伸びる幹と横の枝。しかし横に伸びる枝は細くて栄養が十分に行き届かず、小さいパプリカになってしまう。なので、横の枝は全てカットする。
すると、上に伸びる幹だけに実を付けることでパプリカに多くの栄養を吸収させることができるため、甘くて肉厚なパプリカになる。
上に伸びる幹をどんどん伸ばすため、自然と5mほどの高さになる。
ちなみにこの栽培方法はハイワイヤー栽培といい、オランダ式。
ロックウールとは岩石などの天然石を元に作られた繊維で、元々は建築の断熱材として使用されているものだったが、農業先進国のデンマークで、農業用に改良された。
スポンジ状になっているため隙間が多く、酸素が通りやすい。
なので根が活発になり、呼吸をするのと同時にたくさんの水分を吸収するため、みずみずしいパプリカになる。
ここのハウスでは誰がどのレーンの管理を担当しているか、一目で分かるように名札を付けている。
機械での作業をしながらも、人の目で毎日パプリカの健康状態をチェックし、箱詰め前の最後の確認も、人の目で形や傷を確認する。