プログラマーの仕事をしていたが、結婚を機に奥様の実家の畑を継いで就農。
約1800坪の畑をお義父さん・甥っ子さんと共に守り続け、育てた野菜は東京都知事賞などを受賞するほどの品質。
毎日自宅の庭先で売られる野菜はすぐに売り切れてしまう。
他の農家さんが憧れるほどの『いい黒土』
大谷さんの畑がある烏山地区には、その名前の由来にもなったともされている、カラスのように黒い土が広がっている。
かつて烏山には雑木林が多くあり、その葉や枝が地面に落ちて土に帰るのを繰り返していたことで、ふかふかの黒土が広がっているとされ、水はけが良いが、程よく保水性もあるため野菜の栽培に適している。
年間計16tもの堆肥を撒く
大谷さんの畑では、作物を植える前の土作りの際に、牛の糞からなる堆肥を多く撒いている。
牛堆肥には土を柔らかくする働きがあるとされ、作物の根の張りが良くなり、多くの養分・水分を吸うことができ、みずみずしい、味の濃い野菜が収穫できる。
ミネラル豊富な井戸水で育つ!
世田谷区内には湧き水が多く、地下には高尾山などの山々を通ってろ過されたミネラル豊富な地下水が通っている。
これを昔、お義父さんが1人で10m掘り出し、その井戸水を使い大谷さんの野菜は育っている。