松戸市の住宅地の真ん中に作ったレモン畑は、段々畑になっており、レモンの木は日光を満遍なく浴びることができる。
また畑の周りに住んでいる方々の迷惑にならないよう、完全無農薬の安心安全なレモンに。
レモンは寒さにとても弱い作物で、国内での主な産地は温暖な気候の広島県や愛媛県。
冬に氷点下まで気温が下がる千葉県の寒さは、レモンにとって大敵であるが鵜殿さんは葉を多く繁らせることで、レモンの実を霜から守っている。
さらに、木をビニールハウスのような構造にすることで、暖かい空気がこもりやすくなり、レモン栽培が可能となった。
寒さ対策により、実に直接当たる日光が少なくなったため、鵜殿さんはその分、ぼかし肥料を使い土にたくさん栄養を与えて、根からたくさん栄養を吸収させている。
ぼかし肥料で栄養たっぷりの土は、お布団の様なとてもふかふかな土。
ぼかし肥料とは米ぬかや魚(ぎょ)かすなどの有機肥料に、土やもみ殻を混ぜて発酵させた栄養たっぷりの肥料のこと。
土と肥料を混ぜて薄める(ぼかす)事からその名がついた。
即効性があり持続性のある肥料。