実家は立川で約50年続くお蕎麦屋さん。父親の下で修業し、10年間働いていたが、奥様の清美さんと結婚し婿養子へ。現在はお義父さんの約3000坪の畑を受け継ぎ、150種類以上のカラフルな野菜を育てている。
細長い円形で皮も中身も、濃い紫色のじゃがいも。2006年北海道で誕生。
アントシアニン色素を多く含む。ほんのりと甘い。
アントシアニン
ナスやブルーベリーにも含まれる色素。
抗酸化作用、がん予防効果、疲れ目の解消や視力の改善が期待される。
楕円形で紫色。芽の周りが赤く覆面レスラーに見えることから、デストロイヤーとも呼ばれる。
30年ほど前に、長崎県の農業試験場で突然変異してこの柄に。
甘味が強い。
赤土には鉄分が多く含まれており、鉄分は光合成に必要な酵素を作り出す為に使われ、光合成が活発になり、より多くのでんぷんが作られる。
デンプンの含有量が多い程、美味しいじゃがいもといわれる。
※関東ローム層:関東平野を覆う、数百万年かけて富士山などが噴火を繰り返し、積もった灰でできた土。堆積した年代や当時の気候によって性質が異なる。
年間150種類以上の野菜を作る小山さんは、自らアポを取り全国各地の農家さんのところへ。
そこで、野菜それぞれに合う土や栄養などが違うことを学び、土に空気を多く含ませたいじゃがいもに木のチップ、色づきを良くしたい大根にはミネラルたっぷりの牡蠣殻、水を多く吸収させたいナスには米ぬかを入れるなど、肥料の配合を変え、作る土の種類は20種類。