TOKIOオリジナルの品種『新男米』を、さらに美味しくするため、昨年から『品種改良』に挑戦している。
4月中旬
普通なら、種まきから1週間で小さく芽がでるが、品種改良したタネは芽が全く出ていなかった。
→【対策】2007年に福島DASH村で明雄さんに教えてもらった、白と黒の保温シートを使う。
【保温シート】
苗の上に白いシートをかけ、さらにその上に黒いシートをかぶせる。
仕組み
黒は、光を多く集め、そこから熱(エネルギー)を発生させる働きがあり、さらに、白いシートが、空気の層をつくり、その熱を逃がさない。
→曇りでも、晴れた日のような温度になり、温かい中で苗が育つ。
<5月下旬>
昨年、4000株交配させ、使える種として残ったのは107粒、そこから芽が出て、田植えができる苗になったのは57本であった。
【新品種の葉と根の状態】
- 新男米に比べ、根張りは悪く、葉っぱも、細くて、緑の色が薄い。
- 同じ日にタネを蒔いたのだが、苗の大きさや長さがバラバラなのが目立つ。
【新品種『ふくおとこ』】
TOKIOの新品種は、福島の「ふく」と、新男米の「おとこ」をかけ、『ふくおとこ』と命名!
【田植え】
- 新品種『ふくおとこ』57本を植えるのは、今年難波さんから新たにお借りした田んぼ。
大きさは、畳およそ10畳分。
- ガチ棒を使って、苗を植える感覚の目印を付ける。
※ガチ棒の幅は、明雄さんこだわりの30cm間隔。
広めの間隔にすることで一つ一つの苗が栄養を奪い合わず、しっかりと育つ。
【豊作祈願】
- 福島DASH村の仲間たちと一緒に、『ふくおとこ』の豊作を祈る。
- 田植えの後に豊作祈願や、田植えの慰労会として、人々が集まり、料理を食べたり、お酒を飲んだり、踊ったりするのは、『早苗饗(さなぶり)』と言われ、1000年以上も前から全国各地で行われている。
焼きおにぎり
- 昨年収穫した『新男米』を使って、おにぎりを作る。
- 七輪の炭火で、味噌をつけて焼く。
- 使った味噌は、三瓶孝子さんが一昨年の『新男米』を使って、作った“2年味噌"。