DASH村 ~新男米~

2001年 ~TOKIOの米作り・スタート~

福島DASH村で、米作りを始める。

<男米>

2002年から育てている品種。「ひとめぼれ」と「タカネミノリ」の交雑種。いもち病に弱い。

<新男米>

毎年、いもち病に悩まされていた「男米」といもち病に強い「ふくみらい」を交配し、病気に強いTOKIOオリジナルの品種「新男米」が誕生した。

<ふくおとこ>

さらなる美味しさを目指して、2016年から品種改良に挑戦。
掛け合わせたのは、明雄さん自らが作っていた「チヨニシキ」。

<メッシ>

2023年の塩水選で通常よりも濃い濃度で行い、より中身の詰まった良い種を選出した岸の特別米。

2024年の米作り

5枚目にあった巨大な桑の木を下の段に移植して棚田を拡張。
さらにシンタロー流塩水選で種を選抜し、明雄さん直伝のひと粒まきで今年分の種をまき終えた。

苗小屋作り

【材料】

横ログ
東日本大震災の時に仮設住宅として使用されていた。
仮設住宅を解体する際に持ち帰って来た木材の余りをいただいた。
組み立ては順番通りに重ねていくだけのため、初心者でも作ることができ、再利用も可能。

ビニールなど
大玉村の米農家古川さんから、ハウスを解体した時に出たもう使用しないビニールをいただいた。

【そだて太郎】

棟梁シンタローの指示の元、寿希也さんたちや地元の方々の手を借りて作った。
シンタローのアイデアは半分ビニールハウス、半分小屋のハイブリッドにすること。
大きさは「2間×1間半」のおよそ6畳で、風通しを良くするために入り口のほか横に窓を設置。
土台の小屋部分は横ログを組み立て、屋根となるビニール部分は竹を骨組みにして覆った。
苗箱20枚を田植えまでの約1ヶ月間、このそだて太郎で育てる!

福島県大玉村

  • 福島県安達郡大玉村は葛尾村から車で西に1時間。
    日本百名山の安達太良山を望む場所に位置する。
  • 米作りは大玉村の一大産業であるが、40年前に比べて田んぼの面積は半分に。
    現在東京ドーム21個分の面積が荒地になってしまっている。
  • 平地と山間部にも田んぼがあり、山間部では棚田が広がっている。

お世話になった方

菅野 寿希也さん・莉久也さん

地元大玉村で大工として働く兄弟。
昨年田んぼにカメムシが発生した際に対策として作った『シンタロー特製焼き肉のタレ風防除液』を農業用ドローンで散布してくれた。今回はシンタローと一緒に苗小屋作りを手伝っていただいた。

2023年の米作り

日本百名山 安達太良山の裾野に位置する大玉村で米作り。
30年以上作付けが行われていなかった、草木が生い茂る7段の元棚田を地元の皆さんの手助けを受け、4枚の田んぼに復活させた。
棚田ならではの問題や、虫の被害、猛暑による収穫時期の早まりなど様々な問題があったが、9月中旬に稲刈り、9月末に待望の収穫祭を行うことができた。

棚田

機械が入りにくく管理が難しい。
しかし、斜面のおかげで風通しが良い・日光が当たりやすい・寒暖差が大きいというメリットがあり美味しいお米を作るにはもってこいの場所。