放送内容2020年6月14日(日) 24:55
さよなら、私のデパート。

この春、新潟市の中心街・古町で百貨店「新潟三越」が閉店。地元商店街に衝撃が走った。かつて"特別な場所"として賑わった百貨店は今、全国で閉店が相次いでいる。郊外の大型店やネット通販を相手にした熾烈な競争の中で苦しみあえいでいる。テレビ新潟では百貨店のある商店街の人々や、元エレベーターガールなどを取材。閉店の日、人々の胸に去来した思いとは...。街の灯りが消えゆく姿を通じて今の時代を見つめる。
語り/伊藤沙莉 制作/テレビ新潟 放送枠/30分
- 再放送
-
6月21日(日)8:00~ BS日テレ
6月21日(日)5:00~/24:00~ 日テレNEWS24
地域・ネイチャー
- 2024年9月29日(日)25:25巨人の棲む町
半導体バブルの光と影半導体の巨人、台湾のTSMCが進出した熊本県菊陽町。巨大な工場の最寄りの無人駅は通勤客で溢れ返り、周辺はマンション建設が相次いでいる。地価は高騰、一気にバブル状態に。活況に沸く一方、この地域に長く暮らす人々の間には不安と戸惑いが広がっている。家賃が跳ねあがり閉店を余儀なくされた青果店。半導体関連企業の進出が相次ぎ工業用地が不足し農地を手放さざるを得なくなった酪農家。令和の黒船がもたらす光と影とは。 - 2024年7月21日(日)25:05クマージェンシー
~ヒトとクマの距離感~今年も各地でクマ被害が相次いでいる。山から飛び出し、街をさまようクマ。無用な接触は時に命にも関わる。クマを巡る緊急事態にヒトはどう対処するべきなのか。襲われて左目を失いながらもなお、ヒグマと向き合い続ける北海道のベテラン猟師。ヒグマ研究者から秋田県のクマ専門員に転身した女性はいま、最前線でツキノワグマ対策にあたっている。それぞれの活動に密着し、現代社会にあった共生の姿、ヒトとクマの距離感を考える。 - 2024年6月2日(日)滝の守り人
清流と生きる夫婦(ふたり)広島県府中市にある「三郎の滝」は、古くから「天然のウォータースライダー」として親しまれ、夏には子どもたちでにぎわう。この滝を39年にわたり管理する夫婦がいる。夫の昇さんの夢は「日本一の観光地」。「絵にもならない」と言われ荒れ放題だった山を、桜や紅葉で四季の彩りを楽しめる場所にした。妻の由利子さんはパーキンソン病を患いながらも夫を支える。どんな状況でも前向きに、滝とともに生きるふたりの姿を見つめた。 - 2024年5月5日(日) 24:55ハイスクールは水族館!!
おひっこし魚(うお)~ず学校の中にある水族館。全国唯一の「水族館部」が運営する長高(ながこう)水族館です。教室や廊下の水槽には約150種類、2000匹の水の生き物たち。月に1回、一般公開の日を設け多くの人たちで賑わってきました。しかし部員数の増加と設備の老朽化で、学校内での運営が困難に。25年目を迎えた今年、ついに水族館の引っ越しが始まりました。地元の期待も背負う魚好きの高校生たち。小さな命と向き合い成長していきます。 - 2023年11月5日(日) 24:55アイヌは狩人
~守り続けたい誇り~先住民族・アイヌ。かつて、弓矢などを使いシカやヒグマなどの動物を狩り、川ではサケなどを獲って暮らしていた。明治時代に北海道旧土人保護法を背景に伝統的な狩猟は禁止され、生活の基盤と文化を失い、差別と貧困に追い込まれた。ハンターの門別徳司さんは、アイヌ文化を伝える中で“弓”を作り続ける。また漁師の差間啓全さんは3年前から先住民族の権利を取り戻すために闘っている。2人の誇りとは何かを伝える。