放送内容2024年4月28日(日) 24:55
命を運ぶ電車
JR福知山線事故19年 安全への道標

2005年4月25日に起きたJR福知山線脱線衝突事故。乗客106人と運転士が死亡、負傷者562人の大惨事となった。事故で妻と妹を亡くし、娘が重体となった淺野弥三一さん(82)。事故後、私憤を抑え、加害企業・JR西日本に向き合い、「安全」理念の構築に携わった。人はミスをする。しかしリスクを事前に把握すれば最小限に抑えることができるはずだ。鉄道の安全を求め続けJRに向き合い続ける遺族の19年の記録。
ナレーション/山本隆弥(読売テレビアナウンサー) 制作/読売テレビ 放送枠/30分
- 再放送
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2024年5月5日(日) 8:00~ BS日テレ
2024年5月5日(日) 5:00~/24:00~ 日テレNEWS24
犯罪・アクシデント
- 2025年3月16日(日)25:05まだ、終わらない
~地下鉄サリン・30年後のリアル~地下鉄サリンから30年。オウム真理教から名前を変えた後継団体は今なお若い世代を中心に勧誘を続けている。突然、出家した子どもと連絡が取れなくなった家族の苦悩…。事件当時、オウム信者の親に従い、出家した子どもたちは大人になった今、何を思うのか。そして、被害者遺族の思いは?事件を知らない世代が増えるなか30年たっても 終わらない"リアル"に迫る。 - 2025年1月12日(日)24:55せみごえ
~中国の性被害…圧力で潰されて~声があげにくく、表面化するのは“氷山の一角にすぎない”といわれる性被害。しかし中国では、声を挙げることすら許されない実態がある。著名テレビ司会者からの性被害を告発し「中国版#MeToo運動のシンボル」となった女性は、警察の圧力やSNS制限など様々な抑圧を受けた。医師からの性被害を公表した別の女性にも圧力が。声を挙げた瞬間に始まる当局や社会の巨大な圧力のなか、それでも進み続ける彼女たちを追う。 - 2025年1月5日(日)24:55【拡大枠】言えない心のうちがわを
家庭内の性虐待・子ども達の葛藤長年タブー視されてきた子どもへの性加害の中で、なお潜在化しがちな被害が、家庭内での性的虐待。家族間の被害特有のさまざまな葛藤から、子ども達は被害を隠すと言われている。子ども達が被害を隠し、痛みを背負う背景にはどのような現実があるのか。大人になった被害当事者の証言を中心に、家族の中に被害者も加害者もいる、家庭内性虐待特有の葛藤や複雑さを紐解き、被害を言えない子どもの心を掘り下げる。 - 2024年7月7日(日)25:05未解決誘拐事件
―吉川友梨さんがいない20年―大阪府熊取町で当時9歳の吉川友梨さんが下校途中に誘拐された事件は、未解決のまま20年以上が過ぎた。元捜査員らの証言、大阪府警の内部資料、初動捜査を指揮した警察幹部が初めて語った言葉から見えたのは、浮かんでは消える容疑者を追い続けた捜査の裏側だった。あの日、直前まで一緒にいた同級生が初めて明かした願い、訴え続ける両親の姿、そして30歳になった友梨さん。21年の歳月と、未解決事件の「今」を見つめる。 - 2024年6月30日(日)24:55孤独といらだち
少女たちの更生保護売春や違法薬物・・・貧困や虐待など様々な事情で非行に走った少女たち。少年院を仮退院しても4割近くが親元に戻れない現実がある。その受け皿になっている福岡の更生保護施設「田川ふれ愛義塾」。理事長の工藤さんは、両親の離婚をきっかけに非行に走った“札つきのワル”だった。「うちに来るのは社会から見過ごされた子。試されているのは大人たち」そう語る工藤さんは、孤独といらだちを抱える少女たちに向き合い続ける。