「ドロ刑」第7話振り返り!病院の窃盗事件調査のはずが、さらなる急展開に
日本テレビ系土曜ドラマ「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」、次回は12月1日(土)よる10時放送予定。前回の第7話をプレイバックする。
窃盗事件が多発している病院に潜入捜査をすることになった13係。斑目(中島健人)と美希(石橋杏奈)は、潜入捜査のスペシャリスト・瑤子(江口のりこ)の指揮のもと、看護師と研修医に扮して病院へ行くことに。内部犯がいる可能性も考慮し、院内で潜入捜査が行われるのを知るのは外科部長の安斎(神保悟志)と看護部長の鬼塚(猫背椿)の二人だけ。他の医師や看護師に潜入捜査がバレないか緊張する斑目は、案の定、二人の看護師(ゆいP・オカリナ)に怪しまれ、追いかけられる。一方瑤子は堂々と他大学から来た医師になりきり、斑目を驚かせる。
清掃員に扮した勝手田(丸山智己)や外来患者のふりをした左門(板尾創路)など13係のメンバーが潜入捜査をする一方、見舞客のふりをして病院に紛れ込んだ窃盗犯“カメレオンの卓”こと米田卓三(半海一晃)は院内を悠然と物色していて…。
そんな中、最近斑目の前から姿を消した煙鴉(遠藤憲一)の逃亡を警戒する皇子山(中村倫也)は、鯨岡(稲森いずみ)に家のガサ入れ(=家宅捜索)を提案するが、なぜか鯨岡は病院での窃盗捜査に専念するようにとガサ入れを認めず…。
院内で具合の悪くなった入院患者の文子とその夫・源蔵を助けて感謝された斑目は、文子が院内で結婚指輪を盗まれたことを知る。元気のない二人に同情する斑目だが、元気がないのは窃盗被害のせいだけでなく、黒い噂の絶えない安斎が手術を担当するためだと相談される。
その頃、応援に現れた皇子山は瑤子から、安斎が窃盗によるデータの漏洩がないかを心配しており、フォローしてほしいと頼まれていた。皇子山は、院内に知り合いの医師(渋谷謙人)がいるようで…。
そんな中、偶然卓三の犯行現場に居合わせた斑目は現行犯逮捕の大金星を上げる!
卓三が余罪を吐き、一件落着と思われた矢先、看護部長の鬼塚が、斑目と瑤子に思いもよらない告白をして事件は急展開を迎える…!!
――ここからネタバレ――
鬼塚の話では、安斎の手術で過去に4人の死者が出ており、論文の症例数を稼ぐためにその事実を隠蔽しているというのだ。しかしこの病院では安斎に逆らうと容赦無く飛ばされるし、怖くて誰も何も言えないという。
一方、皇子山は“カメレオンの卓”の情報から、盗んだパソコンの中にある告発文の存在を知った。
盗まれたパソコンには重要な手術のデータが入っていて、そのデータは泥棒が消したと主張する安斎に対し、皇子山と瑤子は告発文しか入っていなかったことを問う。しかし「ドロ刑ならドロ刑らしく、余計なことに首を突っ込まず、泥棒を追ったらどうだ」と言われてしまう。
斑目は「管轄が違っても、不正で苦しんでいる人が、目の前にいるというのに…」と瑤子に訴え、瑤子も「ええわけないやろ、警察官や!ウチらは!」と立ち上がる。皇子山も「権力を笠に着たやつが嫌い」と力を貸すことに…。3人は鯨岡に直談判し、この医療事故の解決に向けて動き出す。
斑目は、「安斎の自白を取りましょう」と提案。手術室のスタッフになりすまして忍び込み、安斎が油断して話すのを録音しようというのだ。しかし、手術室に入れる人物は限られている。鬼塚は「オペを見学に来るドクターがいる」と提案。さらに「なじみの臨床工学士」を説得するという。
こうして斑目は臨床工学士の助手、瑤子は見学に来るドクターの一人として安斎の手術に忍び込んだ。皇子山は外のベンチでイヤホンをして音声をモニタリングしている。
しかし第2助手の木島(竹井亮介)は斑目を「あんた…刑事だな」と気づき、オペ室の外に追い出してしまう。さらに、鬼塚のポケットにある録音機を他の医師が確認。安斎から「犬は君だったのか?これで君はどこででもナースができなくなるな」と脅される。そして、瑤子たちも「マスクをとってもらおう」と安斎に言われ、バレてしまい、瑤子の録音機も壊されてしまう。
瑤子はつまみ出される前、「USBに入ってんねんな、改ざん前のデータ」「安斎先生にいつ首を切られるかわからんから…その時、反撃するためのお守りに、コピーしたんや」と第1助手の中井(俵木藤汰)、第2助手の木島に呼びかける。
中井は「コピーしようがないじゃないですか!先生のピッチ(PHS)についてるんですよ!USB!」と言い、安斎も「そうか」と納得、一安心。安斎は悪びれもせず「論文のためだ。多少の失敗はしょうがないじゃないか。世界に役立つ論文になるんだよ」と言いオペに戻ろうとする。いよいよ万策尽きたか、と思いきや、そこにはオペ室から出た後、患者に成り代わった斑目の姿が!手には録音機を持ち、その言葉を録音済みだった。
木島・中井が録音機を奪おうと斑目に向かおうとすると、瑤子や鬼塚が再びオペ室に戻り、看護師・医師らも立ちふさがる。実はこの手術自体が架空で、鬼塚が病院改革のために皆を説得していたのだった。
これにより安斎らはマスコミに医療事故とカルテ改ざんの件を問われることとなった…。
一方、煙鴉は別の病院(ギルバート記念病院)のセキュリティールームに忍び込み、パソコンで過去のカルテ改ざん問題に関して密かに開いた文書に「文責・皇子山真里」の文字を見つける。
夜のバーには斑目と皇子山がいて、皇子山がその件を話している。斑目は「それって…誰のデータ?」「なんのために、ケムさんはそんなことを?」と言ったところで、第7話は終了。
第7話は日テレ無料 by 日テレオンデマンド(https://cu.ntv.co.jp/dorokei_07/)、第7話を含む全てのストーリーはHulu(https://www.happyon.jp/dorokei)で配信中だ。