第1話「神様がくれたチャンス!? 夢のために生き返る男」
2007年10月13日放送
ジャイアンツでホームラン男として活躍していた駿介(反町隆史)は、肩の故障をきっかけにプロ野球界を引退してしまった。
しかし一年後、駿介は、ふとしたきっかけから、恋人との婚約を破棄してまでプロ野球界復帰を決意。それを聞いた婚約者の颯乙(さつき)(加藤あい)は、動揺を隠せずにいた。そんなとき、駿介は不慮の事故であの世に逝ってしまう。しかし夢をあきらめられない駿介は、天国の案内人・田中(児玉清)の特別な計らいで、他人の体に魂を戻される。
駿介が選んだのは、とあるファンド会社の大金持ちの若き社長・朝日奈だったが、常にトラブルが降りかかるのだった。会社経営なんて何にも解らない、株のことなんてチンプンカンプン。颯乙にも逢えなくなるし、おまけに謎の14歳の少女・雛(志田未来)には付きまとわれる。
一体どうなる、駿介!?
この先、いくつの障害が待ち受けているのか!?
駿介の「目指せ! プロ野球復帰作戦」は、どうなることやら――
第2話「恋人よ! 俺はここにいる!!」
2007年10月20日放送
かつての恋人だった弁護士の颯乙(加藤あい)が「敵」として目の前に現れた朝日奈(反町隆史)は動揺を隠せずにいた。
会社の部下の百子(青田典子)や熊田(三宅弘城)には、あいかわらずワケのわからないファンド用語を並べ立てられ、おどおどしては不審がられる日々。そのうえ、朝日奈の娘を名乗る雛(志田未来)は、家政婦の加代(瀬川瑛子)と仲良くなってしまい、強引に朝日奈家に暮らしはじめてしまう。
そんな中、かつての巨人軍コーチ・健造(渡辺哲)のもとを訪れた朝日奈は、何とか力になってもらえるように頼み込むが――
第3話「娘の復讐!! 全財産が人質!?」
2007年10月27日放送
強引に同居を始めた雛(志田未来)が颯乙(加藤あい)と仲良くなったと聞き、朝日奈(反町隆史)は動揺。加代(瀬川瑛子)の後押しもあって雛とDNA鑑定をすることになってしまう朝日奈だったが、「自分の娘じゃなかったら追い出す」と言い捨てるのだった。
一方、会社では外国人社長を相手にし、しどろもどろ。重要なことも決定出来ず、部下の百子(青田典子)や熊田(三宅弘城)たちにはますます頼りなく見られてしまい、なんとかしなければ、と思う朝日奈。とそこに、健造(渡辺哲)がやってきてコーチ料として三千万円を要求。法外な金銭を要求する姿を見て、健造さんは人が変わってしまった、と動揺を隠せない朝日奈。
そんな中、雛が、朝日奈ファンドを「人質」にとり朝日奈への“復讐”を宣言。野球どころじゃなくなってしまった朝日奈だったが……
第4話「どうする!? 夢と野球と三千万」
2007年11月3日放送
雛(志田未来)とぎこちないながらも「家族」になった朝日奈(反町隆史)は、雛の手助けもあって、会社での仕事にも力を注ぎ始めていた。しかし、コーチの健造(渡辺哲)は、本格的な練習の開始を前に、仕事と野球の両立なんて出来るわけがない。どうするんだ?と朝日奈に決断を迫る。
一方、颯乙(加藤あい)は、駿介との婚約指輪を何故朝日奈が持っているのか問いただし、答えに詰まる朝日奈。そんな中、颯乙との対立の原因となっていた川野染料株式会社の案件が、大詰めになってきていた。
そこで朝日奈は、“ある決意”を固めることにしたが……
第5話「陰謀と罠!? 引き裂かれた2人」
2007年11月10日放送
隠し子だと名乗る雛(志田未来)との問題も、徐々にではあるが何とかよい方へ向かわせてきた朝日奈(反町隆史)は、会社でも“社長”としてやっていくことを決意。自分の意思を持って経営に乗り出し始めた。
そんな中、雛のアドバイスを受けた颯乙(加藤あい)は、恋人だった駿介との婚約指輪をどうして朝日奈が持っているのか――そのことを朝日奈に面と向かって問いただす覚悟を決める。
健造(渡辺哲)のトレーニングも本格的になり、野球への夢もいっそうふくらんだある日、朝日奈は何者かの陰謀で脱税の容疑をかけられ、あろうことか逮捕されてしまう。
第6話「正義とは? ルールとは?」
2007年11月17日放送
朝日奈ファンドの部下・熊田(三宅弘城)と、共謀した財界の大物・藤堂(中原丈雄)の策略で、東京地検特捜部に逮捕されてしまった朝日奈(反町隆史)。
颯乙(加藤あい)や雛(志田未来)、加代(瀬川瑛子)たちは、めいめい朝日奈のために何か出来ることはないかと奔走。やがて、颯乙と健造(渡辺哲)は、“どこか駿介に似ている”朝日奈を信じて待つことにする。
そんな中、脱税も“もとの朝日奈”のやったことだと考えた朝日奈は、野球も夢も何もかもをあきらめ、“自白”する覚悟を決めてしまうが??
第7話「お願い! もう嘘つかないで!!」
2007年11月24日放送
レストランの帰り道、颯乙(加藤あい)を思わず抱きしめてしまった朝日奈(反町隆史)は動揺を隠せずにいた。一方、その時に朝日奈の中に駿介を感じた颯乙は、やり場のない切なさから、仕事を辞め、故郷に帰ろうとする。
朝日奈もまた、そばに居れば居るほど颯乙を苦しめてしまうと思い、二度と会わないことを決意。健造(渡辺哲)の指導のもと、野球に明け暮れる。だが、健造もまた、朝日奈に駿介の面影を見つけていた。
そんなある日、雛(志田未来)の衝撃的な事実が明らかになって……
第8話「運命なんて変えてみせる!!」
2007年12月1日放送
雛(志田未来)が病気で倒れたと聞き、朝日奈(反町隆史)は病院へ駆けつけた。田中(児玉清)が言うには、雛の命はあと一ヶ月。運命は変えられないと宣言されるが、朝日奈は「運命なんか変えてみせる」と、雛を救うために奔走する。
会社では百子(青田典子)や熊田(三宅弘城)に、家では加代(瀬川瑛子)に助けられ、必死に駆け回る朝日奈。しかし、肝心の雛本人は強気に振る舞うが、諦めたと言って弱音を吐く。そんなある日、朝日奈の前から姿を消してしまった雛は……
第9話「知られてしまった俺の正体」
2007年12月8日放送
3日後に巨人のプロテストが近づいてきた。
朝日奈(反町隆史)は、雛(志田未来)も病気に負けず頑張っているんだからと一層奮起し、加代(瀬川瑛子)も応援。会社の部下たちも背中を押す。
ところが、あろうことか、雛に田中(児玉清)の姿が見え始める。それは、死期の迫ったまぎれもない証。動揺を隠せない朝日奈。
しかし、そんなことを知らない雛は健気にも気を利かせ、颯乙(加藤あい)に想いを伝えるように朝日奈を説得する。だが、自分がそばに居れば居るほど、颯乙(加藤あい)を苦しめてしまうと判った朝日奈は、プロテストに合格することに専念する。
そんな中、颯乙と健造(渡辺哲)は、遂に、朝日奈の正体は小木駿介に間違いないと確信してしまう。
最終話「夢は、終わりじゃない!」
2007年12月15日放送
巨人軍二次テストの当日。元気だった雛(志田未来)が発作を起こし、倒れてしまう。動揺する朝日奈(反町隆史)。一方、朝日奈が元・恋人の駿介(反町隆史)であることの決定的証拠を掴んでしまった颯乙(加藤あい)は、思い悩みながらも、合格を祈りプロテスト会場で彼を待っていた。
しかしそんな中、雛の容態が急激に悪化。朝日奈も“覚悟”を決める。加代(瀬川瑛子)が握り締めていたのは、死期を悟った雛が書いた朝日奈への手紙だった。
いよいよ最終回。
小木駿介の「プロ野球復帰大作戦」の結果やいかに――!?