宮川大輔・西尾まり・川栄李奈が演じる「崖っぷちホテル!」清掃部 撮影の合間にインタビュー敢行!
毎週日曜夜10時30分〜放送の日本テレビ系ドラマ『崖っぷちホテル!』。
5月20日(日)には第6話が放送される。
今作の舞台「ホテル グランデ・インヴルサ」の清掃部で長年仕事のパートナーとして共に働いてきた阿部長吉(宮川大輔)と吉村尚美(西尾まり)。しかし、ホテルの企画「ベッドメイキング講座」に参加した客・小山内裕子(川栄李奈)の技術を長吉は高く評価し、尚美との仕事中も裕子のことばかり話すようになる。
そんな中で寂しさを感じた尚美は、「私だって見ててほしいのよ」と泣きながら問い詰める(第4話にて)。これをきっかけに長吉と尚美の関係性にも変化・進展の予感が。さらにその後裕子はスタッフとしてこのホテルで働くことに。清掃部は3人体制となり部内の関係性が気になるところ。
今週の第6話では時貞(渡辺いっけい)宛に脅迫状が届くのだが、時貞の疑惑を推理する際にも清掃部のメンバーが活躍する。このストーリーの撮影の合間を縫って宮川大輔、西尾まり、川栄李奈にインタビューを行った。
西尾まりの「泣き」に驚いた宮川大輔
--長吉と尚美の関係性に変化が出てきましたね。宮川さんと西尾さんはこの二人の関係性を演じる上で、事前に話し合ったことなどはありますか?
宮川:
「じゃあこうしましょう」という改まった話は特にしていません。むしろ、ここ(ロケ地)に来るときに一緒のロケ車に乗っている間だとか、そういう時間が大事なのかなと思っています。
第4話で尚美に泣かれたシーンは、ホンマに引いてしまいました。自分の(台本の)読み方は、泣くまでいかへんというか拗ねた感じで言われるのかなと思ってたんですけれど、急に西尾まりが泣き始めたんで(笑)。そのびっくりして引いた感じが、この場面の距離感としても良かったのかもしれません。
--西尾さんはこのシーンは泣こうと決めて臨んだのですか?
西尾:
そうです。尚美は多分、長吉のことは好きか嫌いかでいうと好きだと思うんです。尚美がセリフでも言ったように、急に自分のポジションを取られたことは今まで働いていた中でなかったことだと思うので、その気持ちを表現しました。
宮川:
これから小山内さんも清掃部に入って、また先が分からなくなりますよね。ただ、長吉は、尚美・小山内さんという二人と仕事できていることを喜んでいるんじゃないかなと思います。
川栄李奈加入でベッドメイキングの先生が緊張?
--川栄さんは途中から今作に加入しましたが、意気込みはいかがですか?
川栄:
お芝居も素敵で、面白く優しい方々が集まっている中で、一緒にこの作品をやらせていただけるのはとても嬉しいです。清掃部のお二人の会話も本当に面白いので、そこに小山内裕子という真面目なキャラクターがどう入っていけるのか、頑張っていこうと思っています。
宮川:
途中から入るのはプレッシャーがあるものじゃないですか。でも川栄ちゃんは飄々としていてすごいなと思います。あと、これまでの清掃部の撮影中と比べると、川栄ちゃんが入ってくると(スタッフ)みんなテンションが上がって…。いや、ホンマに思わへんかった?(笑)
西尾:
その通り。わかってますよー(笑)。特にベッドメイキングの先生は緊張なんかしちゃって。
未知なものに向かっているドキドキがある
--撮影現場の雰囲気についてはいかがですか?
宮川:
特に意識せずにみんなでいられる、黙りたいときは黙っていられる、よい空気感だと思います。
西尾:
何か無理しなくても一緒にいられる、いい人たちが集まったなと思います。(キャストの)みんな秘めたものが真面目なので、信じられますね。
川栄:
皆さんパーッと盛り上がる時は楽しくなるんですけれど、お芝居への考え方についてじっくりお話されている時もあって、素敵だなと思いますね。
宮川:
川栄ちゃんは(同世代の浜辺)美波ちゃんがいて助かってるよね。僕らは(若い世代に)ちょっかいを出したりとか、1日中喋ってますからね(笑)。
--最後に、これからの見どころについても教えていただけますか?
宮川:
僕らもこのホテルの先のことはまだわからないですけれど、最後にどうなるのか自分たちもワクワクしていますから、何があっても走り抜きます。
西尾:
私たちも、多分スタッフの方も、未知なものに向かっているドキドキが大いにあります。その場で起こったことが面白くなるように、一生懸命やっていくだけです。
川栄:
この先このホテルがどう復活していくかというところと、それぞれのスタッフの絆が見えてくることが楽しみです。