2013年2月19日放送

20キロものストーンを自在に操る氷上のチェス…。

カーリングクラブの指揮官、小林 宏(こばやし ひろし)さん。
技術、体力、頭脳の戦い…。
カーリングは見た目よりハードで繊細…。

「カーリングって絶対楽しいから!ストーンが投げられてから止まるまで23秒間。23秒間の中で凄いコミュニケーションしながら一つの目標に向かえる。他の競技だと放たれた道具は行き先を決めることは出来ない。でもカーリングはそれをスイーピングすることによって距離を2メートル伸ばせるんですよ。一投一投がドラマそのものですよね。」

長野オリンピックは、カーリングが正式競技となった大会でした…。

「カーリング文化のない日本で、これだけの競技ができた…。
満足感と云うか人生ここで、これで終わってもいいんだくらい思った…。」

しかし、その魅力を伝えるには、過酷な道のりでした…。

「まずスポーツとして認められないよね…。「あれ何なの?」みたいな…。
でもそんなの関係ないよね。とにかくやり続けなくちゃ、走り続けなくちゃ。」

“カーリングを広めたい!”という思いを支えた言葉。それは…

『われ、日に孜孜(しし)せんと思う』

何事も熱心に励み、日々前進しようという意味。

「全国の子どもたちが、カーリングを一度やってみたいなってワクワクして憧れるスポーツになって欲しいなって…。」

カーリングはもう、みんなの憧れです!