2013年10月8日放送

華やかな踊りが、見る人を笑顔にする…
フラガール・小林苑未(こばやしそのみ)さん。
福島県の出身。
子供のころに見たフラガールの姿が
ずっと心から離れませんでした。

「すごくお姉さんたちが輝いて見えて。私の中では、アイドルみたいな
憧れられる職業だなって思っていたりしていて・・・。」

夢を叶え、フラガールとなった苑未さん。
しかし、突然 襲ってきた大震災…。
踊りたくてもステージに上がれない、悔しい日々が続きました。

「やっぱり仲間が震災の被害にあっていて、彼女たちが笑ってみんなを元気にしている姿を身近で見ていて。みんなで早くあの舞台に戻りたいなって、すごく思っていましたね」

そこで思い立ったのが、日本各地に笑顔と元気を届ける活動でした。

「私たちの踊りで、『福島は元気ですよ』っていうのをアピールできればいいなって思います」

そんな彼女が共感した言葉、それは…

『“悲しみのための唯一の治療は何かをすることだ”』

イギリスの哲学者、ジョージ・ヘンリー・ルイスの言葉です。

「もう精一杯毎日、心を込めて踊る。私にできる事かなって思います」

今日も笑顔で踊ります。