元気のアプリ
毎週火曜午後9時54分~午後10時00分放送
2014年11月4日放送
その腕で倒す、世界の強豪・・・
アームレスラー 山本祐揮(やまもと ゆうき)さん。
アームレスリングの全日本選手権で3階級を制覇。
世界大会でも優勝をおさめた腕自慢です。
「ゼロから如何に大きな力を出せるかが一番大事になってくるので、レディーゴーがかかった一瞬の緊張感がたまらないですね」
強くなる為に欠かせない 毎日のトレーニング。
しかし、アームレスリングは
筋力だけではない、繊細な競技だと言います。
「親指と自分の手のひらで相手の親指を挟んであげて、相手が攻めるのに一番大事な親指を殺してあげる…。指の位置が大事ですね。実力が競っているときは、握りで勝敗が決まってしまいますので。」
かつて400人以上と対戦し、負け知らずだったという山本さん。
競技の世界に入り、気がついたのは・・・
「日本で一番強いと勘違いしていたので、それがアームレスリングの世界に入って“井の中の蛙”っていうのを思い知らされて。コテンパンにやられました。負けた事で、それが糧になって強くなっていったので、負けもすごく大事な要素だと思っています。」
そんな山本さんが大切にしている言葉、それは・・・
『実るほど頭を垂れる稲穂かな』
優れた人ほど謙虚であれ、という意味の日本のことわざです。
「どんどんチャレンジして、上から目線っていうのを一切やらないように心がけていけば、強くなれるのではないかと思うので、守っていきたいと思います。」