2016年5月10日放送

連なる円が、無限の世界を描く…

リングアーツパフォーマー 謳歌(おうか)さん

「描かれる模様とか景色がまるで非現実的な模様が描けるのがリングアーツの魅力」

フランスで始まったと言われるリングアーツ。
幾つもの輪を手で操り、不思議の世界へを誘います。

そんな謳歌さんが練習の際に必ず行うのが…「自撮り」です。

「観客の視点からどう見えてるかを大切にしたいので撮影してます」

子供の頃から人前で様々な芸を披露してきた謳歌(おうか)さん。
これまでに20か国以上で、多くの人々に出会ってきたからこそ、
感じた事があります。

「いくらテクニックが成功してもお客様の空気や心情を変える事が出来なかったらダメなパフォーマンスなんだな」と思った相手側の心が変化させられるのが「プロの仕事」だと思う

見る人の側に立ち、完璧なパフォーマンスを求める謳歌(おうか)さんが
大切にしている言葉、

「目標へ到達しようと努力することによってのみ、人生が意味あるものとなる」

アリストテレスの言葉です

「5分の演技の中のたった5秒間を改善するのに1年かかったりしますね。ひたすら自分の提供できるものを良くしていく以外に本当にないのでそれしかないんですよ」