2017年10月10日放送

フィンスイミング選手 藤巻紗月(ふじまきさつき)さん
「フィンスイミングは水中最速競技と言われるくらいスピードがでる種目、
イルカのように速く泳げるのが魅力だと思います。」
人魚のように全身を使って泳ぐ競技“フィンスイミング”、
そのスピード、50mをわずか16秒で泳ぐことも。
中でも期待の星が藤巻さんです。
「3歳から競泳をやっていました。
ドルフィンキックがすごく得意でいかせないかと始めました」
小学6年生でこの競技に転向し、去年、日本新記録の快挙を果たしました。
しかし、全身を駆使して泳ぐため、体への負担も大きいこの競技。
およそ4㎏ものフィンをつけて泳ぎ続ける練習は、足が先に悲鳴をあげます。
「フィンを履き替える時間が休憩時間です。痛いですね、しびれています。」
「やるからには日本一、また、世界で活躍できる選手を目指したい。」
負けず嫌いだと言う藤巻さんが、いつも心にとめている言葉、

「人はどんな高いところでも登ることが出来る。
しかし、それには決意と自信がなければならぬ。」

童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの言葉です。

「目標が逃げていくことはないので、いつか手が届くと信じて、
がんばることが出来ます」